世界恐慌・アイスランドは国家破綻寸前

アメリカのサブプライムローン問題から始まり、リーマン破綻、欧州に飛び火した金融危機は、もう世界恐慌と言っても十分だろう。

そんな中、国家が破綻寸前という国が出てきたようです。

<金融危機>欧州で混乱拡大…アイスランドは非常事態宣言
http://news.livedoor.com/article/detail/3850001/

とうとう一国が破綻する事態とは…。

そんな中、わが国では、東京証券取引所で一時10000円の大台を割り込みました。その後、割安感から買い戻され、10000円台を回復しています。

[東証1万円割れ]主要国足並み乱れ 市場の失望加速
http://news.livedoor.com/article/detail/3850051/

恐らく当面は日経平均で10000円前後でもみ合うのではないかと思います。ただ、アメリカ・欧州の金融危機が当面続くでしょうから、じりじりと下げてくると思います。

各国の足並みが揃わないというより、自国の問題を放置して、国際協調という訳にはいかない状況だからでしょうね。「国際協調をすることが、自国のためにもなる」ということを国民に納得してもらう必要があると思います。

ネット上のコメントでは、結構、ボロクソな与謝野氏の「日本経済は底堅く、特に金融証券部門は他の国より健全」という発言ですが、私は、これを支持しますね。

<与謝野経財相>日本景気への悪影響を懸念
http://news.livedoor.com/article/detail/3849103/

日本は銀行がつぶれるほどサブプライムローン関係の商品を持っていなかったし、その証拠に逃避先として円が買われて円高になっていますから。本質的には、欧米よりも底堅いのは事実なんです。ですから、機関投資筋の見方なら、そんなに間違っていないと思います。

ただ、日本は内需が非常に弱い。いざなぎ超えの景気と言われていても、外需から内需にバトンタッチせず自立的な景気ではなかったんですね。

ですから、欧米がくしゃみをすると、日本は高熱の風邪を引くようなもんなんです。

底堅いのは事実ですが、外需依存の経済構造である以上、日本は思っている以上に影響を受けるのは間違いないのです。

そういう意味では、ちょっと誤解を招くと言うか、状況認識が甘い発言だと思いますね。

また、現状を言うだけなら、私のようなブロガーでも言えるので、政府として、国民のダメージを最小限度にするような方策をどうするか、与謝野氏でも中川氏でも麻生氏でもいいので、明確かつ強い意志を示して欲しいんです。

とにかく、日本も欧米の状況を指をくわえてみるだけでなく、国民に対しても、国際社会に対してもアピールと具体的な行動を示して狂乱状態を鎮めることが必要だと思います。

相変わらず日本の政治家は遅いんだよね…。本当にお前らボンクラか?と言いたいです。

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