東証9500円を割る

さて、今日の東京証券取引市場は、前日の10000円をあっさりと割りました。午後になると、より一層下げました。終値は前日比952円58銭安い9203円32銭となりました。

[東証]終値は952円安の9203円 戦後3番目の下げ率
http://news.livedoor.com/article/detail/3850961/

午後からの下げは、円高が一層進んだことも要因にありそうです。

[東京外為]円が100円突破 1ドル=99円台に急騰
http://news.livedoor.com/article/detail/3850943/

他にもアメリカで証券会社が破綻するとの噂も一部では流れているらしく、金融不安がさらに深まっていることから、リスク商品からの逃避の動きとも言えそうです。

アジアの株式市場でも下落が相次いでいます。ジャカルタでは株式市場の急落で全銘柄の取引を停止しました。

いわゆるサーキットブレーカーの発動です。サーキットブレーカー制度とは取引が急変した場合に値幅制限や取引停止・中止などの制限をかける制度。投資家に冷静な判断を促し、相場の乱高下を防ぐ制度です。

急落で取引停止=ジャカルタ市場

当面は、希望が持てないですね。瞬間的に売られすぎの訂正で買い戻される局面はあるでしょうが、全体的なトレンドは下げ基調かな…と。

ましてや、アメリカ大統領選が終わって、政治的に動く2月とか3月あたりまでは、期待できる要素が少ないと思います。

一方で、イギリスでは銀行に500億ポンド(約9兆円)を投入するという情報も入っています。優先株を政府が買い取る方式で、日本で行われた方法と同じですね。

FRBが利下げをするのではないかという憶測も出ています。

世界各国で、まずは自国の傷口をふさぐのに懸命になっているという感じですね。

株式市場の急落とか、信用収縮で全体的に萎縮している感じがしますが、キャッシュを持っている企業・投資家は、バーゲンハンティングできるチャンスでもあります。底を見極める必要がありますが、企業であればM&Aなどの買収攻勢に出るいい機会だと思います。

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