リニア新幹線が見えてきた

ネタ元
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070426-00000267-jij-biz

リニア実験線があるのは知っていたが、実用化に向けておぼろげながらも時期が示された。
2025年。あと18年である。私は50歳を目前ということか。
鉄道ファンとしては、何としても生きていて、その姿を見てみたいと思っている。

だが、その一方で、この頃には交通需要がどうなっているのかな…とも思う。
人口減少が話題になっているからだ。
新幹線の輸送が逼迫していると言うが、人口が減れば、今の容量でも十分ということも考えられる。
行政サービスなどを効率的にしようと思えば、過疎地域の人を都会近くに移住させてしまうということだってあるだろう。
そうしていくと交通需要は縮小していくのではないかと思うのだ。

さらにIT技術などが発達し、出張しなくても用事が済むようになるかもしれない。
その場に行かなくても、身近にいるように感じられる技術があって、映像とともに香りや触覚まで伝えられるようになったり、テレビ会議がもっと臨場感を感じられるものになるかもしれない。

新幹線が開通すると在来線が切り捨てられる傾向が近年、ものすごく多いように思う。
リニアが開通したら、在来線は第三セクターになって、経営が破綻して、バス転換になって…という、今までと同じことにならないだろうか。そして、その地域は、どんどん空洞化(過疎化)していく。だって、不便だからね。

そうすると、本当にリニアは必要なのか…と、私は思ってしまう。
でも、走って欲しい気もするしね…。

リニア新幹線が見えてきた” に対して1件のコメントがあります。

  1. ちぃ より:

    リニア、って平行在来線ってあるんですかね?
    主たる目的を東京~名古屋~大阪とするのなら、東海道線ということなります。
    東京から松本方面へは、在来線はJR東日本、リニアはJR東海ですし、三セク化はないでしょう。
    第三セクターに関しては、富山LRTの例もあるよう、地域と協議しての結論であるならば、歓迎します。JRの使命のひとつを長距離輸送と捕らえるならば、新幹線があれば十分といえます。

  2. 電池マン より:

    ちぃさんコメントありがとうございます。
    平行在来線をどう考えているのかは、よくわからないですね…。
    JR東海としては、東京~(名古屋)~大阪は、飛行機との競争もあるので、そこを何とか速達サービスをしたい。ということなんじゃないでしょうか。
    後の報道では、始発が品川となり、品川を選んだ理由が
    「新幹線との接続や用地を…」
    と言ってましたから、新幹線は新幹線で残すようですね。
    在来線も残してしまうような気がします。さすがに東海道線をつぶすとは思えませんから。あくまでも速達サービスの拡充ということになると思います。

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