ネタ元
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070428-00000406-yom-bus_all

デパートなどで困ることに、「見ているだけ」なのに店員さんがやってきて、懇切丁寧に説明される。というものがある（と言われている。）
もっとも、私なら、やってきたら「見ているだけなので。」と言うし、必要があれば自分から呼ぶ。これが合理的だから、私はそうしているのだが、断りきれない人も多いのだろう。

そういう人には便利なサービスだと思う。
その一方で、日本人のサービス能力が低下してきているのかな…とも思う。
一流のサービスは、相手が何を欲しているのか推し量って、適切なタイミングでサービスを提供することだと思う。
これは、以心伝心の心を持つ日本人が優れている能力だと思う。
これが、外れているから、冒頭のような”迷惑なサービス”になっているのだと思う。

ただ、その一方で、こうした方法は合理的でもある。
いっそのこと、カードを導入しなくても、
「このデパートは、店員を呼ぶ動作（手を上げるなど）をしない限り、説明などで話しかけません。ただし、些細な質問でも遠慮なく呼びつけてください。」
としてしまったらどうだろうか。
用事があれば、すぐに来てくれるし、必要なければ来ない。
一流のレストランなら、手を上げればすぐにボーイが来る。それと同じにしてしまえばいい。
常に誰かが様子を気にしているが、必要な時しか出てこない。

無駄な接客のために店員が拘束された時間を他のことに振り分けたり、人員を減らせばコスト的にもメリットがあるのではないか。