やばい、入院かも
今日は定期的に通っている病院に行くために休み。
で、検査をしたら…。検査数値が悪い。
「こりゃ、入院でもしてもらわないと。」
まー、色々理由をつけて回避。
入院するとさ、体は治るけど、精神的には荒むんだよね…。
関東圏には、友達って呼べる人はいない。仕事絡みの人は多いけど、プライベートで会ったりすることはない。
仕事関係者は、必要以上にプライベートに踏み込んで欲しくないので、どちらかと言えば放置してくれたほうがいい。
ただし、仕事関係者という属性を持つ人が、友達という属性を持つ場合には例外。…って、システムアトリビュートみたいだな。
土日祝になると、家族や友人が見舞いにたくさん来るのを見ると、ちょっと凹むんだよね。かと言って、看護師さんと話しているわけにもいかないし。意識的に若い異性の患者にはドライな対応をしているようにも思える。
で、意外と話し相手にいいのが先生達。パソコン、PDA、携帯電話、インターネットに強い患者ということは、主治医以外の同じ専門科の先生も知ってるし、混合病棟なので、他の科でも知ってる先生が多いみたい。忙しいのは知っているので、私から呼び止めることはないけど、逆に呼び止められる(笑)
こっちは退屈してるんで、これはこれでありがたいし、気を使ってくれているのかもしれないけどね。
いつも通ってる病院はパソコンやネットが病室でできなくなったんだよね…。
前は婦長さんと仲が良くて、
「電池マンさんは特別に許可」
というお達しが出ていたんで。
部屋に余裕があれば、個室か2人部屋を割り当ててくれたり。携帯も通話をしなければ、何も言わなかったな。近隣に点滴のポンプとか機械がある場合は、こっちも自粛してた し。
こっちも代わりに病棟看護師の親睦会?らしきものの、会計報告書をマイパソコンで作ったり、病棟内でやっている患者教育に参加して、写真撮影をしたりもしたかな。
そんないい婦長さんだったけど、人事異動で外来になっちゃったのが残念。
俺からパソコンと携帯を取り上げたら、死刑宣告みたいなもんだよ。あらゆるヲタ活動の情報収集はパソコンが多いし、暇つぶしだって、心の隙間を埋めるのもパソコンだったりするし。(って、喪黒服造が出てきそうだけど。)
あと、他に精神的に荒んだのが、過去に大部屋で、ほかの患者が見舞い客に私の病気のことをペラペラと。それも、体型に関することとか、色々言ってて、すごく不愉快な思いをしたもんで。
自分でネタにするのはいいけど、コソコソと言われるのは、すごく嫌だ。
目の前で笑い飛ばすように言うなら、平気なんだけどさ。
それ以来、大部屋でも他の人とコミュニケーションを取りたいと思わなくなったな。可能であれば、一日中カーテンを閉め切って誰とも接触したくないくらい。結構な破壊力だったんだよ。未だにこれはトラウマ。カーテン閉め切ってると怒られるから、部屋には極力いないようにしてるし。これは、大きい病院だからできる。もっと言えば、私に用事がある時間は決まっているので、それ以外の時間に脱走したりとか(笑)
正しい病院の脱走の仕方を教えよう(ぉぃ)
1.昼間時間帯はパジャマから着替えるようにする。
パジャマ姿で敷地外に出たら、怪しいですよね?
と、いうことは、私服姿で普段から居ればいいんです。
2.患者名や生年月日などを書いたものは、左手首か足首が良い
病院によっては、患者名や生年月日などを書いたものを手首や足首につけることがあります。手術の時、麻酔で寝てしまったら、本人に問いかけて確認することができないので、こういうものをつけるんですが。
これは、左手首か足首が理想です。足首であれば、靴下で隠せます。左手首は腕時計で隠せるのです。
3.腕時計はベルトが太いものが理想
2.の理由の通り。ベルトが太ければ、きれいに隠れるので脱走しやすいです。リストバンドをつけることで、隠すというのもアリですね。
4.日頃の行動は模範囚で。
模範囚って、囚人じゃないし(笑)
日頃から、検温時間や食事の時間、回診時間にはベットにいる、何かあった時には協力的な態度である。こうすると、相手は疑わなくなります。もっとも、バレないような行動をすることが前提ですが。
外出の必要がある時に、正規の手続きで外出をしてみる。これも大事なことです。
5.看護師・医師の行動パターンを調べよ
脱走した時にまずいのが、看護師や医師と脱走先で見つかったり、敷地外に出る時、戻る時に遭遇することです。これがもっとも危険なリスクです。
敷地内での行動制限がなければ、職員玄関付近を散歩しているフリをして偵察してみるとか(笑)
出退勤時間を調べておくのは基本中の基本です。
6.バレた時はとぼける、開き直る、平謝り
大体、この3パターンのどれかで乗り切れます(笑)
なぜなら、模範囚だから(笑)
きっと何かの間違い、やむを得ない事情があった、うっかりしていた…と相手に思わせればいいんです。
過去に何度か、バレそうになったことがありました。
病院近くの路上やお店で遭遇してしまったことが…。その時に「あれ?外出?」と聞かれた時の切り返し。
栄養士と遭遇した時は、病棟に頻繁に出入りしていないことを把握していたので、
「いや~。たまには外出して、必要な品を調達してたんですよ~。いい天気で気分転換になりました~。」
つまり、正規の外出だ。と、堂々と応対。挙動不審でなければ、わざわざ電話で照会しません。
同じ病棟の看護師や、以前病棟で担当していた看護師の場合は、
「散歩してたら、いつの間にか出ちゃって、慌てて戻ろうとしてたんです。」
と、軽く非を認めた上で、あくまで、うっかりであることをアピールします。
やっぱり、日頃の行いって大事ですね(笑)
7.それでも先生にチクりが入ったら…。
1回だけ、6.の対応でもダメだった堅物がいまして。
先生にチクりが入ったんです。
事情聴取されます。
「何で、こんなことをしたんだ?」
と。
これは、ケースバイケースで切り返しますが、正直に話して、反省している態度をすると、軽く説教が入って、「二度とするんじゃない」と言われて終わり。
執行猶予という感じですね。
この場合、精神的に荒んでて、発作的にやったので、そのことも話しました。
「たまには気分転換も必要だよな。」
ということになって、敷地外で所定のルートであれば散歩して良いことになったり、外出は当日中に帰るなら、原則認める。という運用にしてくれました。
これは、日常の関係性+日頃の行い+真摯な態度が決め手です。
8.脱走計画は綿密に
脱走の輸送手段にバスを使うと、バス内で遭遇することがあった。寮が近い病院だと、バスを使う非番の人が…。
タクシーは素早く逃亡できるが、コストがかかる。
実は、私が一番使うのは徒歩。大通りだとバスから発見される可能性が高いので、住宅街を抜ける。これが最適な方法だ。
戻る時間は、5.の行動パターンを考慮して設定する。
最も良い方法は、誰かに車で迎えに来てもらうことである。駐車場に向かう姿・戻る姿を目撃されても、
「友人と車の中で話していた」
という言い訳ができる。
という、医療関係者が見たら激怒しそうな、正しい脱走の仕方講座でした(笑)
入院すると、前は生命保険+会社の給料(100%支給)-ボーナス時欠勤減額で儲かったけど、最近は、生命保険+給料(80%)-ボーナス時欠勤減額で、儲けが少ないんだよね…。