2015/11/04 ダメ人間の巣窟を観察する日記
今日は実質的な月初第一営業日であり、実質的な週のはじまりである。
こういう日は何かとバタバタするのだが、そういう時に限って困った人が。
VB「K事業所なんだけどさー」
話が長いので要約する。
- K事業所は事業譲渡にあたり、設備を止めたり、機器を撤去する必要がある。
- PHS交換機は2016年10月頃撤去である。
- しかし、譲渡完了予定の2017年8月頃までは、PHSまたは代替となるものを使いたい。
という話だ。
私「使いたいなら撤去しなきゃいいだけでは?その事業所が我々を抜きに撤去予定を決めたのなら、それは使わなくて良いということでは?」
VB「だけど、使いたいみたいで代案を用意しておかないと。」
私「じゃあ、PHS交換機を残すまたは移設する、固定電話で運用する、業務用の小型無線機を使うあたりじゃないですかね。」
VB「どうも、向こうは携帯電話を使えないかと考えている様子だが、現在の(明文化されていない)内規では禁止となっているのだが、譲渡先がそうしているみたいなんでね。」
私「でも、電話入らないですよ。」
VB「まぁ、それは置いておいて。で、問題は使ってはいけないものを使うとするにあたって、我々のところに責任を負わされたくないというか、そもそも、この議論に関わりたくないというか…」
私(出た。また、いつもの責任回避&ウダウダ言って話が進まないパターンだ。)
私「であるならば、それは事業所の内規の問題であり、基準の問題であるから、我々は言及することができないと言うか、あとは、技術評価を安全関連部門、設備の維持管理をする部門、実際に関わる現場を含めてやってもらって、検討・答申を受けて動くしかないのでは?」
VB「まぁ、それはそうなんだけど…(以下、ウダウダ)」
その後は長いのでやりとりをまとめます。(日高義樹のワシントン・リポート風にw)
※30分以上ウダウダ言っていて、それに対して都度、反論や提示をしていたw
- VB:とにかく責任取りたくない&面倒な話に巻き込まれたくない。
- 私:それが嫌なら、交換機撤去を伸ばすかPHSの利用を諦めるしかない。
- 私:技術評価に持ち込んだとしても、同業他社動向、厚生労働省の携帯電話と心臓ペースメーカーの指針、それに伴う鉄道会社の優先席での携帯電話ルール見直し等の情報を提供する必要は出てくるだろう。
- 私:心臓ペースメーカー、医療機器については、電磁波に対するシールドをした機器の普及もあるため、自社内ではシールド等の防護策があるかどうかは考慮する必要がある。
- 私:それとは別に現状では電波感度が悪いため、実際に行う場合には電波対策が必要で、社内での意思統一、携帯電話会社への交渉、譲渡先との交渉を考えると残り1年弱はかなり厳しいと考える。
- 私:暫定措置(約10ヶ月)のために、どこまでの出費を容認できるかも考える必要がある。移設にしても、電波対策にしても、それなりの費用と手間がかかるので、そうした要素と利便性を天秤にかける必要があるのではないか。
文に書くと、たったこれだけなんだけど、45分くらいデスク横でやってたからねー。
登場人物紹介
- おもちゃメガネ…一応私の上司。現在、第二期政権(上司)の真っ最中。無駄に声が大きく、しょっちゅうボヤく。
- 死んだ人…私の同僚。なんかゾンビのように居なくなったかと思えば復活する。仕事ぶりは適当で、周囲からの意見を聞かず暴走する。よって、この人が担当すると失敗する案件が多い。
- ※…アトピーなのかいつもボリボリと掻いている。人と話しながらもボリボリ。発表しながらもボリボリ。仕事を溜め込む癖があるのに、何でも首を突っ込んで自分のところに溜め込む。そのうち溜め込みすぎると、具合が悪くなってさらに遅延というのを毎度繰り返す。
- VB… 前政権(前の上司)である。この人も仕事を溜め込む癖がある。また、上司だが、部下に仕事を振らずに自分でやろうとする癖がある。技術的なことが好きでそ ういう仕事は熱心だが、マネージャーとして、交渉したり、部下を指導・育成することには、あまり感心がなく、意思決定を求めると、ウダウダ言っていつまで も意思決定をしない癖がある。
- おそ松…東京の本社から異動。早い話、使えないから追い出され、同じ居室の子会社に出向になった。ボソボソと喋り、いるのかいないのかわからないくらい存在感がない。名前は仕事ぶりがお粗末だから。
- 窓際…いわゆる窓際族。これといって特徴がない。
- マル…子会社の直採用組の中では一番古いせいか、中間管理職的な立ちふるまいをしている。が、話が長い割に要点がまとまっていない上に途中からヒートアップすると、キーキー甲高く大きな声で言い始める癖がある。
- 婿殿…婿入りした人。私よりも年齢はちょっと上だが、入社は後だし、微妙な関係である。