窓際さんとの面談
金曜日、窓際さんとの面談。
業務内容(電話番号を電話帳で調べて情報を入力)と、その背景事情を説明した後、業績評価シートの記述について話す。
もう、これ完全にマネージャーだろw
電池マン 「職務分担表にはこの業務に該当する項目が主担当または副担当の印がありますか? この場合は、『職務段階Xの業務システムの保守/運用』が最も適切だと思いますが。」
窓際 「あります。」
電池マン 「では、目標項目の枠内は大丈夫ですね。目標項目は、課内目標の中から該当するものを記述してください。」
窓際 「え?ここは何も書いていませんが…。」
電池マン 「いつもは指導されていませんか? 人事の記述サンプルにも、ここに記載することになっています。課内目標では…(略)」
ってか、おもちゃメガネ、指導を手抜きしてるだろw
まー、VBAの習得とか、「業績」じゃない項目だから書くことができないのかもしれないが。
電池マン 「目標達成の具体的な方策は、電話番号調査の内容を体良く書いてください。」
ここで、窓際の思考が停止しているようで…。
電池マン 「例えば…『電話業務の実態把握のため、電話番号調査を実施する』とか、『電話番号情報の誤りを是正するために、電話番号調査の実施』とか…。」
窓際はそれをメモする。50代とは思えない作文能力の無さ…。
—–
ここからが本題だ。
電池マン 「さて、今回、こういう業務をお願いするわけですが、正直な話、電話業務とかは興味がありますか?」
窓際 「今のところは何もしていないので、わからないです…。」
ハッキリしない奴だw
電池マン 「新しい業務をするとなると、新しいことを学んでいかなくてはいけません。そうしたことに負担感はありますか?」
なんか、完全に上司のようである。適材適所に配置するためのヒヤリングと言った感じで。
窓際 「昔は、大丈夫だったけど、最近は年齢的なこともあって…。」
電池マン 「でも、システム関係は進化が激しいので、常に勉強をし続ける必要があります。また、年齢に関係なく、新しいことをしなければいけないことはあると思いますが。」
さすがドS。追い詰めるw これには購買システムの発注入力業務をやる前から拒否していたことに対する批判でもある。
窓際 「…。」
電池マン 「それに、新しいことは知らなくて当然なことも多いのです。私の電話関係もそう。他部署や業者に聞きまくって、調べて、今、大きな顔をできるようになっているし、MOSSや仮想化の調査なんて、社内でやっている人がいないことを一からはじめるのですから、知らなくて当然です。でも、そこで努力をして技術を習得できれば、第一人者として強い存在感を示すことができるのですから。」
個人的には、やる前から及び腰になって、何もしないという消極姿勢は大問題だと思っている。
知らないなら知ろうとする、何としても技術・技能を修得しようとする気概を身につけて欲しい。ここを改善できなければ、いつまで経っても窓際族のままだし、それは会社にとっても、個人にとっても、職場にとっても利益にならない。
だから、この業務を通じて、積極性や問題発見能力、分析力を身につけて欲しいと思っている。
その最初の入り口は仕事に対する意識変革だ。
新しいことを目の前にして「面倒くさい」と思うのではなく、「面白いことがあるかな。」と思って欲しい。もちろん、楽しいことだけではないが、その先に楽しさや感動があると思うし、そう感じられるような仕事の仕方や仕事に対する意識を持って欲しいのだ。
電池マン 「グループウェア関係の業務もあって忙しいだろうけど(実際はヒマなのは知っているが)こっちも、そういうことで頑張ってください。」
窓際 「最近、グループウェア関係はリッチー・サンボラさんとキムさんがやってるから、私はちょっと…。」
電池マン 「だから、それがダメなんですよ。そうやって引き下がるんじゃなくて、自分もメンバーの一人として、できることをやろうという姿勢じゃないと。」
窓際 「…。」
電池マン 「私は期待していますので、期限までに調査を完遂させて、プラスアルファの部分のアウトプットをしてくれるものと思っています。では、これで終わります。」
完全に上司じゃんかよw
最後は激励や期待を込めて終わるってのは、上司向けのマニュアルにも書いてあるらしい。(組合でセミナーを受けた時に聞いたことがあったので。)
まー、これを受けてどういうアウトプットを出すか、お手並み拝見としましょうか。この業務は完遂できなくても大勢に影響はないけど、業務を通じて仕事に対する意識を矯正するほうが大事なんでね…。
おもちゃメガネ(上司)も匙を投げているけど、一応、一回はチャンスを与えないとね。そこで発奮するか、何も変わらないかは本人次第。その結果を見て周囲は評価するんだし。こっちも飯事(ままごと)をしている暇はないので、使えなければ、そこで終わりですけどね。