居眠り議員を撮影してブログに掲載された茨城県議会が締め出しに
ブログで居眠りをしている議員の写真を掲載された茨城県議会が傍聴規則を改正して撮影を出来ないように締め出したという。
改正された傍聴規則では、写真撮影や録音は牽制記者クラブ所属の報道関係者と、公益的見地から必要と認められる者に限定。なお、公益的見地から必要と認められる者とは、市町村の広報担当者・会派関係者だという。
で、その問題の発端となったブログ記事を読みましたが、内容だって、政治家の滅茶苦茶なことを指摘していて、無責任な傍聴者というわけではないでしょう。むしろ、国政について書いているブログはあっても、県政について書いているブログは決して多くは無いので、有権者にとっては有益なのではないでしょうか。
また、記者クラブなどに制限をすることで、都合の悪いことを封じ込めようとするのではないか。
例えば、記者クラブに所属する報道関係者が、県政に対して厳しいことを書いた途端に、記者クラブに所属できなくすれば、録音も写真撮影もできなくなって、取材が困難になる。そういう排除にも使えるのではないか。
寝ている議員がいることが問題で、それを暴露されたくなかったら、最初から寝ないできちんと仕事をすればいいだけのことだ。
もしかしたら、このブロガーが、非常に素晴らしい質疑のやり取りを公開してくれたことで、自分の会派にとってプラスになるかもしれないじゃないか。
茨城県議会も、こういうくだらないことに対処するよりも、空港のストラップをジャンジャン作れ。という税金の無駄遣いを推奨するような議員をどうにかしたらどうなんだ?
どの都道府県も財政は厳しいはずで、無駄遣いをしている余裕なんてないはずだ。その無駄の分を福祉・医療・教育・安全に使おうという発想はないのか?
居眠りを監視されている。それが、インターネットを通じて広く知られる。ということで、緊張感のある議会のほうが正常なあり方ではないだろうか。
居眠りしている議員の姿をブログに掲載された茨城県議会、傍聴規則を改正して締め出しへ
http://news.livedoor.com/article/detail/3806856/