Clubhouse期待と不安と
最近、Clubhouseがホットだ。
よく形容されるのは「Twitterの音声版だ」とも言うし、招待制というところから「かつてのmixiみたい」という話も聞く。
Twitterの初期を少し思い出していた。
Twitterの初期も有名人や流行りものに敏感な人がやりはじめ、有名な人でも気軽につながることができたと思った。まだユーザー数が少ないので、とりあえずつながっときますか的な。
mixiの初期を思い出していた。
招待制ということから、参加したくても参加できない渇望感。参加できた時の優越感。こんなものがあったように思う。
Clubhouseへの期待はTwitterの初期のような楽しい場になることだろうか。
一方で不安はTwitterの拡大後のようなクソ化だろうか。
かつて私は、Twitter性善説の崩壊という記事を2010年8月に書いた。
この中で私は、
新しいサービスや商品は、イノベーター(革新的採用者)やアーリーアダプター(早期採用者)が使い始める。イノベーターやアーリーアダプターは、新しいサービスや商品に順応できるだけのリテラシーを持っていると思う。
平たく言えば、ネットに詳しい人が使い始め時期には多数いるから、デマや荒らしに引っかからないし、対処の仕方も心得ている。だから、デマも広がりにくいだけだったとも言えるかもしれない。
mixiの初期だって、そんな感じだったように思える。だが、ブームが訪れて爆発的に増えると、ネットそのものと同じようになってきた。変な奴も出てくるし、スパム行為なんかも出てきた。
と書いている。
Clubhouseも急拡大すると、一気にこういうことが起きてしまうのではないか、そして、楽しい遊び場は今の一部のTwitter界隈のように難癖をつけ、常に誰かを叩くような血生臭い場になってしまうのではないか…と。
急拡大ではなく、穏やかな拡大をして欲しいな…と願っている。