新型コロナと病気と入院と

この内容は公開しようか、どうしようか悩みながら書いては消し…を繰り返しました。どこまで書こうか悩んでいたので、わかりにくいところもあるかもしれません。

4月下旬から、約一か月間、病気で入院をしていました。

この頃、新型コロナの感染者数がどんどん増加していった頃でした。

そして、病気のほうも緊急を要する状態で、新型コロナ以外にも感染症の心配もありました。

正直、当時は「もしかしたら、病気か新型コロナでダメかもしれないな」と少し思っていました。

で、もし、明日死んでしまったら何に後悔するかと、考えてました。

自分でもビックリしたんですが、「あれが食いたい」とか「旅行したい」とか「おねーちゃんに囲まれてハーレム的なことをしてみたい」とか、そういう俗っぽいことを思うのかな…と思ってたんですが。

最後の最後に煮詰めて残ったことは2つ。1つは、「ありがとうございました」と関係する人に言うこと。もう1つは、私がいない世界での仕事のことでした。

特に仕事のことは、気がかりなことが2つありました。

私がやっていたことは、誰かがきちんとやってくれるだろうと思っていました。ただ、その引き継いだ誰かが過小評価されないようにして欲しいこと。もう1つは、ちょっと困った人をどうにかして欲しいな…ということ。上の人には、なかなか無理難題を言ってしまいました。

入院中、病院内は新型コロナ対応で大変な様子でした。

中核病院に入院していたので、外には検体を採取するためのテントが、エレベーターの一部は閉鎖して新型コロナ患者や関係者専用になっていました。病棟(1フロア)は新型コロナ専用になっていたようです。

ただ、入院中に新型コロナのほうは事態が好転して、現在患者数が大きく減り、入院していた病院では専用病棟は患者がゼロになって、その病棟の看護師さんは他の病棟の手伝いに回っていました。病棟1つ閉鎖で40人程度受け入れが減るわけで、経営的には大変でしょうね…。

さて、私の病気のほうは治療も終わり、あとは定期的に通院さえすれば大丈夫なほどになりました。

ただ、今回の病気は通院の頻度も多くなるし、医療費も膨大になる…はずなのですが、公的扶助は素晴らしい。この病気の治療については上限額が決まっていて、ある金額以上は請求されないのです。(高額医療費制度とは別です。)

結構、日本終わってる論を言う人がいるけど、国が違えばこの病気は金持ち以外は助からない病気ですし、その金持ちも、財産をかなり失うことになります。

日本は普通の人が、普通に生活していても治療を受けられるんですよね。もちろん、そこに至るまでには、同じ病気の諸先輩が公的扶助をしてもらえるように動いたこともあります。

幸い仕事のほうも治療と両立できるので、無職にならずに済みそうなのも安心しました。

ま、そんなこんなでとりあえず今は元気だぞ!ということと、TwitterばかりでWeb更新をしていなかったので、久しぶりに更新してみました。

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