JR東日本ダイナミックレールパックが残念な件
(2016/04/08追記)
2016/04/01からJR東日本ダイナミックレールパックの1人人用が開始されました。この記事は、掲載当時(2015/12/26)現在の内容です。
1人利用追加に伴う記事はJR東日本ダイナミックレールパックが改善された(2016/04/08掲載)をご覧ください。
JR東日本が、JR東日本ダイナミックレールパックというサービスをはじめたのはご存知だろうか。
航空だと、往復の航空券+宿泊のダイナミックパッケージがあるのだが、それのJR東日本版(新幹線)と思えば良いだろう。
11月下旬にはじまったようだし、どのくらいのお値段か見てみようかと思ったのだが、ガッカリしてしまった。
なんと、2名以上でなければ予約できないという。
航空会社のダイナミックパッケージの場合は当然、1名から普通に予約できるのだが、JR東日本版は1名はダメ。
う~ん…。
これ、どういう層に売りたいんですかねぇ。
ビジネス客を相手にするなら、1名の予約も当然あると思います。
友達や家族との旅行だと2名以上になりますね。
私のような、ぼっちが一人でふら~っと出かけるというのには使えない。残念ですね。
恐らく、1名だと2列または3列の新幹線の座席だと、売りにくいのでしょうね。えきねっとの申し込みでも2名以上の場合、「座席が離れません」が既定値で「座席が離れても良い」も選択可能になっているので、1名での利用を増やしたくないという本音が見え隠れしています。
あと、細かいことなのですが、発駅または着駅の選択がやりにくいですね。
選択肢に出る駅以外選べないです。千葉県内の場合、海浜幕張、柏、新浦安、成田空港、舞浜が出てきます。新幹線駅だけが出るわけでもなく、なんとも中途半端。恐らく、宿泊地として提供している駅が出るのでしょう。
どうせなら、自宅の最寄り駅(JR東日本管内)から、宿泊地の最寄り駅までは切符が買えるといいんですけどね。それか、新幹線駅や特急停車駅に思い切って絞ってくれたほうがわかりやすいです。
残念ながら、これではしばらくは利用することはないかな…という印象ですね。
個人的には、「とうとうJR東日本も航空のようにダイナミックパッケージを出してきたか。」と期待していましたし、その草刈り場となるのは、北陸新幹線だと思っていました。航空のお客さんをさらに奪って優位な立場を取るのではないかと思っていたのですが、中途半端感だけが目立った気がします。
今後に期待したいところです。