iOS9より搭載のコンテンツブロッカーに対する方針について

iOS9よりコンテンツブロッカー機能が搭載されていますが、当サイトの対応方針について、少し触れておこうと思います。

現時点では、コンテンツブロッカーに対して何らかの対策は行っておりません。

しかしながら、広告の非表示だけでなく、アクセス解析にも影響が出るとの情報もあるため、状況次第では、コンテンツブロッカーを有効にしている場合は、当サイトでのコンテンツ閲覧を制限させていただく場合があります。

その際には、改めてご案内致します。

コンテンツブロッカーがあることで、私のようなサイト運営者は困ってしまいます。

  1. 広告収入がなくなる。
  2. アクセス解析ができなくなる。

大きく分けると、この2つです。

広告収入がなくなると、このWebサイトを維持するのに必要なサーバーレンタル費用、ドメインの維持費用が自腹になってしまいます。(もっとも、過年度も赤字運営でしたから、自腹の程度が変わるだけですがw)

うちのような趣味程度のところは、まぁ、私の懐が少々痛む程度で済むのですが、Webサービスの中には広告収入でサーバー代や人件費等を賄っているところも多々あります。

こうしたところでは、広告収入がなくなると、サービスが維持できなくなり、サービスの終了や有料化という道になるでしょう。

ところが、皆さんは割とお金を払ってくれないんですよね…。Web界隈ではマネタイズ(収益化)が一番難しいんじゃないかと思います。

あと運営している側の本音を申し上げると、少しでも収益が出てると嬉しいんですよね。ささやかなご褒美をもらったような感じで。なので、モチベーションにもつながってくる問題だと思います。

次に、アクセス解析の問題。

アクセス解析結果は時々見て、どの国・地域の方が見ているか、どういう記事に興味を持ってくれているか、どんな検索ワードやソーシャルメディアから、ここに来てくれたか。さらには、最初に見たページで帰っちゃうのか、他のページも読んでくれているのか…と色々なことを見ています。

やっている以上は少しでも、多くの方に見てもらいたい。喜んでもらいたいと思っているので、アクセス解析の情報を元に改善・改良をしています。

一例を挙げますと、以前はパソコンからのアクセスが多かったのですが、タブレットやスマートフォンからのアクセスが増加したため、新たに書く場合は長いコンテンツは短く分割して、読みやすく変えたりもしています。

こうしたことをするためにも、アクセス解析までブロックされてしまうと、何をどう改良していいかわからなくなってしまうのです。


その一方で、広告に関しては反省すべき点も多々あると思っています。

  1. 操作する場所の近くに広告を入れて、誤って押させる手法。(広告掲載者の問題)
  2. 広告を経由してマルウェア等の悪意のあるソフトウェアをダウンロードさせる。(広告出稿者、広告代理店の問題)
  3. ステルスマーケティング等の記事広告と記事を明確にしない広告手法(広告掲載者の問題)
  4. 広告を貼り過ぎて無駄なパケット通信の増加(広告掲載者の問題)
  5. マウスホバーで動画再生をする等、目障り・邪魔な広告(広告出稿者、広告代理店、広告掲載者の問題)

こうしたことをし続けていると、広告=悪という印象を持ってしまいますよね。

なので、私は、広告出稿者、広告代理店、広告掲載者も自省すべきだと思っています。

広告出稿者、広告代理店、広告掲載者、そして、この記事を読んでいただいている来訪者の4者が、それぞれに利益になるような広告の扱い方になって欲しいと願っております。

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