盲導犬同伴はNG

Yahoo!ニュースより
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「盲導犬は駄目」半数経験 補助犬法の完全施行後も
 日本盲導犬協会(東京都渋谷区、井上幸彦理事長)が盲導犬使用者を対象にした調査で、身体障害者補助犬法が完全施行された昨年10月以降、約半数の52%が飲食店などで盲導犬の同伴を拒否された経験があることが28日、分かった。
 調査は、同法の完全施行から丸1年になるのを前に今年9月に実施、全国の100人が回答した。民間施設でも盲導犬などの同伴受け入れが義務付けられた同法の完全施行後に「盲導犬の同伴を断られたことがある」と答えた人が52人(52%)に上った。断られた場所は「飲食店」(62%)、「タクシー」(15%)、「旅館」「個人病院」(各13%)の順に多い(複数回答)。拒否された理由は「他の利用客が嫌がるから」(48%)、「衛生上の不安や問題があるから」(31%)など(同)。
(共同通信) – 9月29日13時15分更新
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 はっきり言って、拒否したお店の実名公表して欲しいくらい、私は、このニュースを聞いて、怒ってます。
 そもそも盲導犬は、ちゃーんと訓練を受けた、とーっても、おりこうさんな犬だということをこれらの施設の方々は理解されているのでしょうか?
 盲導犬が立ち入ることが不適切な場所があるなら、立ち入り禁止区域を限定した上で、誰かが介助するという方法もありますよね?(旅館の浴場、病院で完全衛生状態を保持しなければならない領域など)
 それなら、理由を説明し、代替手段を提供すれば、トラブルにはならないはず。
 盲導犬を拒否するなら、
 親がろくに教育もせず、どこでも騒ぎまくるある一定年齢以上のクソガキ(親も子供を静かにさせる努力をしない)
 大声での携帯電話をする客(黙れ!殺すぞ!)
 ピッピッ音を出してメールを打つ客(小さい音だけど耳障り)
 大声のジジイ、ババア、オバタリアン、中高生などなど大声で話す連中(集団だから余計にうるさい)
 禁煙なのに平気で喫煙をする奴(お前のタバコの値段を100倍にしてやりたい)
 こういう、きちんと教育を受けたのか疑問に思える連中を真っ先に拒否して欲しいですね。
 盲導犬のほうがおりこうさんですよ。
 「止まれ」って言ったら、きっちり止まってるし、周りが騒がしくても公共交通機関の中では静かにしてるし。
(交通機関によっては、テスト乗車をさせて証明書を発行しているところもあるようですが…。盲導犬にとっては可哀想ですよね。意地悪テストですから。わざと大きな音を出したり、犬が誰かになでられたり、エサを与えたり…。そういう挙動をテストするらしいですから。)
 少なくとも前述に掲げた、とんでもない客よりも、はるかに優秀ですよ。
 人間じゃないというだけなのにさ。
 そもそも盲導犬を同伴しなきゃいけない人達は弱者じゃないですか。
 その弱者に対する”いじめ”ですよ。これって。
 その人にとっては、盲導犬がいなければ、外を自由に歩くことさえ困難なんだから。
 そうやって、平気な顔して、弱者に”NO!”を突きつけるお店・事業者なんて、心のこもったサービスなんか期待できないですよ。
 だから、実名公表して欲しいですね。
 しかし、どーして、この国は、弱者にこんなに冷たいんだろうな…。
 法令があってもこの調子。
 駅前を見れば点字ブロックの上に放置自転車。
 それで立ち往生している人がいても見てみぬふり。
 社会保障は非常にお粗末。だって、生活保護を受けているとクーラーさえつけられないんですよ。クーラーつけると給付金を減額されたり、給付打ち切りにされた事例もあったみたいですし。
 憲法にはすばらしい条文があるんですけどね。
(第25条・1) 「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」
 今の時代に、しかも、夏に40℃近くなる日もあるのにクーラー禁止ってさ…。
 これのどこが、「健康で文化的な最低限度の生活」なんでしょうか?
 ましてや、先に出した事例は、日々の倹約から捻出して設置したのですから、決して贅沢をしていたわけではないのですし。
 これじゃあ、年金生活になったら、海外定住って言い出す人の気持ちも理解できますな。
 こんなお粗末な状況なら、老後は姥捨て山に捨てられそうだもの!

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