結婚制度の問題点訴え、デモ 京で「反婚」掲げ５０人参加
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008101400147&genre=C4&area=K00

この記事、結構、突っ込みどころが満載ですｗ　（以下、引用は全て前述のWebページ）

　企画した「陽のあたる毛の会」の桐田史恵さん（30）は１０代で出産し、１人で子育てした。養育を通じてさまざまな問題に突き当たり、結婚制度についての勉強会を左京区で始めた。

まず、「陽のあたる毛の会」って名前がｗｗｗｗｗｗ

どこの毛なんだ？と軽く突っ込みたいし。

１０代で出産したから何ですか？　あなたが望んで選択したことでしょ。

１人で子育てだって、出産すれば養育することも当然想定できたことでしょ。

養育を通じてさまざまな問題が起こったとしても、それは、シングルマザーに対する社会保障制度の問題や社会風潮の問題であって、婚姻制度の問題ではないですよね。

　デモは左京区の平安神宮から、下京区の四条河原町を経て東山区の円山公園前まで歩きながら、「異性にずっと養われるってどういうこと？」「結婚がおめでとうの社会は、非婚の人が生きづらい」などと呼びかけた。

結婚を祝福しない社会のほうが異常だろ。どんな国でも結婚って祝うんじゃないか？

結婚を祝うからと言って、結婚していない人に結婚を迫るような風潮は昔に比べたら全然ないでしょ。昔なら、会社とか地域で世話好きな人がお見合い相手を探してきて、セッティングして・・・って普通だったんだろうし。

むしろ、結婚をして、これから先大変なこともたくさんあると思うんだよね。その門出をみんなで祝って、何かあれば手を差し伸べる温かみのある社会のほうが健全だと思うけど。

この論法を言い出すと、

• 誕生日を祝えば、誕生日でない人が生きにくい
• 合格祝いをすれば、不合格だった人が行きにくい
• 出産を祝えば、不妊の人が生きにくい
• 表彰されたことを祝えば、それ以外の人が生きにくい

というバカなことが起こるわけで。異常な被害者妄想だろ。

「異性にずっと養われる」って言うけど、それは夫婦間でどういう家庭を築くかという問題であって、婚姻制度の問題ではないでしょ。

夫婦共働きで夫婦ともにフルタイム勤務という家庭だって普通にあるんだし。それなら、養う・養われるという関係ではないですよね。

これは明らかに問題点のすり替えですね。

　結婚という制度の問題点を考えてもらおうと、「反婚」を掲げたデモが１３日、京都市内で行われた。１人で子育てをする女性や、性差別の問題に取り組む人ら約５０人がウェディングドレス姿や男装で参加し、「婚姻制度には差別がいっぱい」などと訴えた。

繰り返しになるけど、１人で子育てする女性の問題は、シングルマザーに対する養育支援制度だとか、短時間労働を容認する社会とか、幼稚園や保育所が足りないとか、社会保障や世の中の風潮の問題であって、婚姻制度ではない。

性差別の問題というのもいくつかあって、「女性だから家庭に入れ」というタイプの差別は個々の家庭の問題。結婚に関する法律（民法）では、性によって何らかの権利や義務を定めているわけではない。

また、同性での結婚の問題は世界的にも、議論が起こっていて、アメリカでも州によって認める・認めないが異なっている。宗教的な問題もあるけど、社会という視点では、家庭ができて、子供が生まれて・・・という連鎖が続いてくれないと国や民族が途絶えてしまうわけで。そういう理由から同性の結婚を認めないという考え方も全く無いわけではない。

婚姻ではないが、実質的な婚姻状態にある「事実婚」だとか、離婚後300日以内に生まれた子供の問題だとか、そういう問題点はあると思うけど、この集団が提起していることは、自分の境遇を勝手に嘆いて、世の中に八つ当たりをしているだけであって、こんなものを認めたら社会秩序が乱れると思うが。

この集団は、人様の幸せを妬んでいるだけのようにしか見えない。

それと、こういう荒唐無稽な主張を高々とすることに恥ずかしいと思わない思考回路もどうかしている。

どんどん、おかしな奴が増えているな…。

「結婚が『おめでとう』の社会は、非婚の人が生きづらい」「婚姻制度は差別」…京都で女性らが「反婚」掲げデモ行進
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1183522.html