会社の基地局設置案件にも影響が出そう

ツーカーの基地局で発煙騒動だそうです。

ツーカー基地局から発煙
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0803/18/news113.html

ありそうなことだと、端子盤が腐食して、雨水などが浸入し、基盤が傷む。傷んだ基盤から漏電や短絡(ショート)というのが、屋外に設置している基地局ならありそうな話ですけど。

こういう話題が、会社の敷地内に携帯電話の基地局を誘致しようとしているのに影響が出なければいいですが…。

今の上司は、基地局設置に消極的なんです。

…と言うのも、基地局を設置しても、自分の部署の利便性は変わらない上に、余計な仕事が増える。社内でも必要としている部署は一部しかない。

さらに、必要としている部署は電話関係を扱う部署なのに協力的ではない。このことが余計に感情面で進展させる意欲を削いでいる。

もっと言うと、某携帯電話会社の頻繁な調査やら、手続きやらが面倒。他の携帯電話会社に比べて良く言えば慎重・悪く言えば煩雑で、やる気を失っている。

さらにさらに言えば、電磁波と電子機器への影響という問題もあって、この話題は社内風土的にかなりナーバスである。

しかし、冷静に考えれば携帯電話の基地局の電波出力と大型モーターでは、圧倒的に大型モーターのほうが電磁波を出す。科学的に考えればわかりそうなものだが、「電波」か否かで感覚的にモノを判断している。

注:電磁波の強さで言えば携帯電話基地局の周辺1mよりも、満員電車のほうが強いはず。さらに言えば、携帯電話の基地局よりも通話状態の携帯電話のほうが至近距離であるため、電磁波のエネルギーは強い。もっと言えば、電磁波は距離が離れるほど減衰する。電波のエネルギーは距離の2乗に反比例する。高さと基地局からの距離と出力から算出するが、高さ10mの基地局で、100Wの出力で50m離れている場合には、1000分の1程度まで減衰している。

…と、言うことを公式を持ち出して裏づけをする一方で、専門的な知識がない人には、今の説明文程度の内容で説明してあげないと影響は限りなく軽微であることが理解できないんでしょうね。

これが、情けないことに電気関係の専門部署でも、説明しきれないのだから、困ってしまうわけで。

まー、私も利便性が向上するわけではないし、交渉モノは上司に投げているから、適当にスルーしてますが。

完成した基地局には、「ザ・電池マンタワー」とでも名づけましょうか。(なんか、センスの悪い「ザ・イトヤマタワーにて」という一文で締めくくる糸山英太郎の記事みたいだが。)

※糸山英太郎・・・日本航空の個人大株主だったり、テレビ東京の株を買い増したり、あれこれ論評するのが好きなオッサン(笑)

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