本当に、このオッサンも毎度同じことを何度も。

鳥越「2ちゃん」批判 「野放しにするとトンデモナイことに」
http://www.j-cast.com/tv/2007/10/17012292.html

ネット=匿名性=無責任=だから危険

と、いう毎度おなじみの論法ですね…。

でも、そのネットを使ってマスコミも情報を収集しているし、ネットを使って利益を上げている部分もあるし、ネットを使った放送番組もあるし、ネットが銚子電鉄を助けよう!というプラスの動きもすることだってあるわけでしょ。

それに、ネット=匿名性ってのは、インターネットの知識が疎い人に見られる幻想ですよ。

インターネットというのは、インターネット・サービス・プロバイダ(以下、ISP)を通じて、自宅のパソコンが接続されるわけでしょ。

接続している時間帯には、世界中でユニークな(一意の)アドレスが割り当てられるわけだ。

…ということは、誰かが、悪意ある行動をすれば、

「何月何日の何時何分何秒にどのアドレスから書き込みがあった。」

という事実から、まず、アドレスから、どこのISPかが特定できるわけだ。

捜査令状があれば、ISPに対して、

「何月何日の何時何分何秒は、どのユーザーにこのアドレスを割り当てられたのか?」

と要求すれば、簡単に個人を特定できてしまうのだ。

だから、匿名性なんて、実は全くないわけですよ。捜査をすればね。ただ、普通の人は、ここまで追えないだけで、捜査機関が動けば簡単に特定できる。(ただし、無線LANを使っていて、誰でも使えるような設定になっていて、悪意ある人物がどこかの家の無線LANをちゃっかり使った…というような例外も無いわけでもないが。これを言い出すとキリがないので省略する。)

で、次に匿名性=無責任というのも違うと思う。

匿名でも、まともな意見を書く奴もいる。今、このブログは少なくとも無責任なことを書いていると思うだろうか。

確かに「電池マン」という個人を識別できるような別の名(これをハンドルネーム(略記:HN)と言う)を名乗っているが、どこに住む、本名が何で、職業が何で…と全てを明かしているわけではないから、匿名と言えば匿名だし、ハンドルネームを名乗っているから、非匿名とも言えなくもないわけでしょ。

2ちゃんねるだって、いわゆる匿名の「名無しさん」が多数だけど、固定のハンドルネーム(これを「コテハン」と言う)を名乗っている人物もいるわけだ。

何を持って匿名だと言うのか、それを定義しないで、このような勝手な意見を申すこと自体に私は違和感を感じるし、もし、ハンドルネームを名乗っていても匿名だと言うなら、私のブログは無責任な発言をしているとは思わない。事実、過去記事に対する問い合わせで誤解を招く記述については、きちんと、同じ場で説明もしてきている。無責任な人間は絶対にこんなことをしないと思いますが。

無責任=危険というのも違うと思う。じゃあ、責任を取っていても危険なものってないんですか?マスコミの偏向報道って、一応、「責任」を取っている報道機関が報道しているわけですが、偏った報道や事実を歪曲(ねじ曲げる)するような報道や表現は危険じゃないんですか?

正直、あまりにもこの論法は短絡的過ぎて、私は話にならないと思う。

マスコミの存在意義が危ぶまれるからネットを叩きたいんでしょ?でも、ネット=危険という偏向報道を責任あるマスコミが平気でして、国民に誤ったことを伝えている。

大事なのは、「ネットが危険だ」というだけでなく、成長段階に応じたネットの適切な使い方を教えることや、情報の信憑性を判断する力や情報に惑わされないことを教えること・・・一言で言えばメディア・リテラシーを身につけるようにすることこそが大事なんじゃないですかね。

都合がいいときだけネットを利用し、都合が悪くなれば叩く。これのどこが公正で中立な報道なんですか?

確かに、ネタ元の発言の発端となった、2ちゃんねる上の橋下弁護士一家殺害予告発言は許されるべきことではない。でも、これは、こういう殺害予告発言を非難すべきであって、ネットを非難するのは間違いじゃないか。

むしろ、情報を適切に分析し、把握し、その上で論理的に発言できない鳥越氏はジャーナリストを名乗るべきではないと思う。あなたは時代遅れだ。退場をお勧めする。