橋下弁護士訴えられる

山口県光市の母子殺害事件の差し戻し控訴審で被告弁護士のうち広島弁護士会所属の弁護士4人が橋下弁護士にテレビで懲戒請求を呼びかけたことで業務に支障が出たなどとして損害賠償を求める訴訟を起こされました。

個人的には、橋下弁護士に味方したいけどな。
どう考えても、この弁護団って死刑廃止論者で、死刑に持ち込まれたくないために弁護活動をしているようにしか見えない。
弁護士は弁護人のために仕事をするもんじゃないの?

その前に。
この差し戻し審は量刑不当と重大な事実誤認を理由に最高裁が差し戻したわけですよね。
そうすると、重大な事実誤認について集中審理をすべきで、その事実認定をするために裁判所は被告と検察に対して質疑を行うべきだと思うんだけど。
今の論点になっている新しいストーリーとやらは、明確な物証があるわけでもないのに、架空の話とも言えるような主張をしはじめて、いたずらに審理を延ばしたり、混乱させているようにしか見えないんですが。

もし、この新しいストーリーを展開するなら、最高裁でやるべきであって、差し戻し審で行うべきことではないと思います。

そう考えると、いたずらに審理を延ばしたり、裁判を混乱させる行為は立派な懲戒事由であるとも考えられませんかね?

…と、私は書いたんですが、法律の専門家でもないので、この考えの筋道が間違っているかもしれません。

でもね、心情的には、わけのわからん主張を出して被害者遺族の心情を踏みにじるような行為をしている被害者と被害者弁護団に怒りを感じるんですよ。

こういうのを許されたら、精神が病んだふりをさせて、弁護団が適当な仮説を作れば無罪放免になるような悪しき前例を作るような気がします。

ただ、勘違いして欲しくないのは、加害者の弁護をしていることを批判しているわけではないんです。どんな極悪な加害者だって弁護を受ける権利はあります。
ですが、その弁護活動のやり方が問題だと私は思っているのです。

[光母子殺害]TV発言で業務に支障…橋下弁護士を賠償提訴
http://news.livedoor.com/article/detail/3292212/

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