安倍、古館に完敗

まずは、10日の報道ステーションの話題から。

安倍 古舘に完敗!!(livedoorニュース・ゲンダイネット)
http://news.livedoor.com/article/detail/3233129/

笑ったのがこれ。
赤城農水相の事務所費の問題を聞かれると、「民主党には人件費で年間何千万円も計上している人がいる」「個人名義で不動産を取得していいのかという問題もある」とワンパターンの論点すり替えを始めた。

あのさ…。「あっちもやってるのにうちがやって何が悪い」って開き直りにしか見えないんですけど。

そもそも、正しいことを正しくやると言うべきであり、それをきちんとしていない人間は、身内だろうが、他の党だろうが非難する。というのが、嘘でも言うべきでしょう。

ガキの喧嘩と同レベルだよ。
「A君が叩いたから、僕も叩きましたー」
みたいなさ。

で、次。
政府与党、深まる危機感=首相周辺「座して死待たぬ」(Yahoo!ニュース・時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070713-00000176-jij-pol

これも記事中から引っ張ると
 首相も手をこまぬいているわけではない。年金記録漏れ問題では、照合作業の短縮など次々と対策を打ち出し、同党内には「これで支持率の下落は底を打つ」と見る向きもあった。ただ今回の結果は、こうした楽観論を打ち砕いた格好で、批判の矛先は「問題閣僚をかばい続ける首相の指導力不足」(幹部)や、「一生懸命だが焦っていて良い印象を与えない」(関係者)ことに向かっている。

「年金記録漏れ問題で照合作業の短縮など次々と対策を打ち出している。」
これ、逆効果だと思うけど。

国民もバカじゃない。選挙対策で国民の受けがいいことをやってアピールしようとしていると誰もが読んでいる。そして、そういう国民を愚弄するようなことをやる安倍政権であり、自民党に「No!」という嵐が吹いているのだ。決して逆風ではない。猛烈な台風4号並みの逆風が自民党に吹いている。

そもそも年金問題では、強行採決に踏み切った時点で国民は自民党なんか信用していない。それを付け焼刃の照合作業短縮化をした上でCMで「年金は必ず払う」なんて言っても誰も信用しないだろう。

また、強行採決についても世論調査は、早急な採決よりも十分な議論を望む意見が圧倒的だった。

それに加えて、防衛大臣、農水大臣と問題続きだ。
防衛大臣をかばって猛批判を浴びたのに、また農水大臣をかばう。
防衛大臣の件については、かばった癖に辞表を出せばあっさりと受理する。

これが、余計に芯のない人間という印象を与えた。かばうなら、せめて慰留に慰留を重ねても本人の意思が固かったことをアピールすべきだ。中途半端にフラフラして、今や安倍の顔は志村けんのバカ殿様にしか見えない。(あの太い眉が余計に…。新聞の写真に落書きしてみると面白い。ぜひお試しあれ。)

民主党には順風が吹いていると言われているが、その民主党も今ひとつまとまりがない。

だが、国民は少なくとも今の安倍政権にNo!を突きつけるには、あるいは、セカンドベストとして民主党を選択しているのかもしれない。

社民党は、相変わらず憲法=9条=護憲としか言ってないし。この選挙の最大論点の年金問題よりも、そっちを出す時点で、政治センスの無さがよくわかる。憲法は9条以外にもあるんですけど。あのオバちゃんも退場して欲しい政治家の一人だ。

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