今年も受験生で臨時停車
もー元ネタを載せる気力もありませんが、ずーっとネタを書いていないので投稿を。
元ネタの概要はこんな感じだろうか。
郡山へ向かう受験生。でも、列車は通過…。
どうしよう…。
通過することに気づいた受験生は車掌に相談。最初は断ったものの、後続列車に影響が出ないことを確認の上、超臨時措置で宇都宮に臨時停車させ、受験生を下車させる。
受験生は郡山へ引き返し、無事に会場入りできた。
去年も、自分のメルマガで似たような理由の臨時停車の話を書いたんですよ。
まー、毎年、出てくるニュースの一つですよね。
荒れる成人式と同じく1~2月の風物詩(藁)ですな。
だけどさー、小学生の小便臭いガキならともかく、高校生にもなって、事前調査ということもできんのかってことですよ。
自分がその学校に入りたくて、必死こいて勉強したなら、最後の最後までぬかるんじゃねぇって言いたいんですよ。
気合が足りん!詰めが甘い!
大人が大事な出張に遅れたら、まず周りからはこのように言われるでしょう。
世の中そんなに甘くないってことだけは覚えておけ!
最初で最後の超臨時措置だということを。
少なくとも、お前らガキのために臨時停車させるために、どれだけの人が苦労しているか、その影響を受ける人がどれだけいるか考えて欲しい。
車掌は最初、断った。でも、やっぱり、考えたんだろうよ。
「この子の将来がかかっているかもしれない…。ダメかもしれないが指令に判断を仰ごう。」
指令も考えて調べてみた。
…(以下略)
もう、俺の頭の中では、ドラマ1話分くらいのやり取りが想像できますね。(嘘)
そして、見送る車掌は、心の中で、「坊主…ぜってぇ合格しろよ。」そう、思いながら、走り去る受験生を見ながらドア使いをしたのだった。みたいにさ。
話は脱線したが、列車には様々な人が様々な思いを乗せて走っている。
ひょっとしたら、彼女とこんな約束をしていた人がいたかもしれない。
「仙台駅に定時に着いたら、あなたと結婚するわ。」
だが、このアホ受験生のせいで、列車は3分遅れで到着。
「定時に着かなかった…。私たち終わりね。さようなら!」
なーんて、ことになってたかもしれないじゃないか~
まぁ、こんな約束をするカップルもいないだろうけどさ。
でも、危篤の母親がいる病院へ駆けつける新幹線。
車内でも、気が気じゃない。
「早く病院へ着け。」
普段なら短く感じる3分も、こんな時には30分に感じる。
そんな中の臨時停車だ。
「くそー!俺の母ちゃんの死に目に会えないのか!!」
なんてことだって、あるかもしれねーだろ。
人に臨時停車まで頼むくらい大事な試験なら、万全の体制で臨め。
当日、列車事故で遅れたって、特別措置を講じてくれるとは限らないんだから。
ありとあらゆるリスクの程度と影響を想定し、それに見合う対策をとるのは当たり前のことだ。
自分ひとりのために、迷惑をかけたのだから、このことをしっかりと学習して欲しい。
それと、迷惑をかけたのだから、JR東日本には、ちゃんとお礼をすべきだし、こういう人の温かい気持ちは忘れないで欲しい。
自分が、困っている人を見かけたら、自分が助けられたように、できる限りのことをする人間になって欲しいと思いますね。