危機管理できなさすぎ
常駐している請負契約の従業員がインフルエンザでダウンした。
事業所内のルールでインフルエンザ罹患者、感染性胃腸炎罹患者については、所定の内容を報告することになっている。
が、その報告もよくわかっていなくて、あーでもないこーでもないと騒いでいる。
わからなきゃ、従業員の健康関連だから、医務室あたりに問い合わせればいいのに、
それともう一つ。感染しやすい病気の場合には感染拡大の防止も必要なわけで、インフルエンザ罹患者が出たことを職場内に告知し、疑わしい症状があれば、初動段階ではマスクの着用を義務付け、さらに、症状が重くなってきた場合には確実に医療機関を受診させ、インフルエンザや感染性胃腸炎か否か調べてもらい、感染していた場合には強制的に休ませたり、感染性胃腸炎であれば消毒作業をする必要がある。
当然、この場合には、同じ部屋にいる子会社チームにも情報を提供し、万全を尽くしてもらうように要請するのは当然だろう。
奴は情報を子会社チームに出さず、この周辺の会話を聞いたK様が事実関係を確認。埒が明かないから、請負の管理者に聞きに行くことに。(この行動は当然である)
先日、大津波警報が発令されたという想定訓練があったけど、訓練だから事前にマニュアルを調べておくこともできるのに、直前になって婿殿やK様に確認を取っていたけど、この人大丈夫なんですかね。あと、死んだ人も。※は津波の件は事前に把握していた様子だったけど。
職場の長(あるいはその代行者となり得る管理職)は、色々な役割があるけど、大事な役割の一つは、自分の配下従業員(社員に限らず派遣や請負、出入業者やその時の来訪者も含めて)を危機から守ることだと思うんですが。
地震や津波といった自然災害、火災のような事故、労働災害もあるし、前述のような感染症対策もあるはずで、まずは従業員が健康で安全に職務に従事できるようにすることで、その先に効率や業務の成果を出すことだと思うんですが。
こういう時に頼りない管理者って不安ですね。
津波訓練は私も事前に調べていました。と、言うのも人数が少ない職場ですから、管理者が全て不在の場合は(正)社員である私が指揮を取る可能性もあります。また、緊急事態であれば、管理者を補佐することもあるでしょうし、業者に対して指示を出す可能性もあります。自然災害の場合、1分1秒が生死を分ける場面もあることでしょう。迅速で正確な指示を出すことで、1人でも多く生き残り、出来る限り良い状態にするのに知っておくのは職位も何もないと思っています。
登場人物紹介
- おもちゃメガネ…一応私の上司。現在、第二期政権(上司)の真っ最中。無駄に声が大きく、しょっちゅうボヤく。
- 死んだ人…私の同僚。なんかゾンビのように居なくなったかと思えば復活する。仕事ぶりは適当で、周囲からの意見を聞かず暴走する。よって、この人が担当すると失敗する案件が多い。
- ※…アトピーなのかいつもボリボリと掻いている。人と話しながらもボリボリ。発表しながらもボリボリ。仕事を溜め込む癖があるのに、何でも首を突っ込んで自分のところに溜め込む。そのうち溜め込みすぎると、具合が悪くなってさらに遅延というのを毎度繰り返す。
- VB… 前政権(前の上司)である。この人も仕事を溜め込む癖がある。また、上司だが、部下に仕事を振らずに自分でやろうとする癖がある。技術的なことが好きでそういう仕事は熱心だが、マネージャーとして、交渉したり、部下を指導・育成することには、あまり感心がなく、意思決定を求めると、ウダウダ言っていつまで も意思決定をしない癖がある。
- おそ松…東京の本社から異動。早い話、使えないから追い出され、同じ居室の子会社に出向になった。ボソボソと喋り、いるのかいないのかわからないくらい存在感がない。名前は仕事ぶりがお粗末だから。
- 窓際…いわゆる窓際族。これといって特徴がない。
- マル…子会社の直採用組の中では一番古いせいか、中間管理職的な立ちふるまいをしている。が、話が長い割に要点がまとまっていない上に途中からヒートアップすると、キーキー甲高く大きな声で言い始める癖がある。
- 婿殿…婿入りした人。私よりも年齢はちょっと上だが、入社は後だし、微妙な関係である。
- ぽんぽこ…タヌキオヤジだから、ぽんぽこ。腹もぽんぽこタヌキ状態で、タヌキ寝入り…いや、マジ寝を会議中にする。元上司であるが、今は外部の会社に出向。
- DV…1ヶ月程度の間だけ、私の職場に配属された人。どうも、前の事業所では協力会社の人にパワハラをしたらしいとの噂。そのせいか、すぐに関係会社へ出向となり、この職場を去った。(確かに電話の相手が協力会社の時はネチネチ責め上げる感じだった。)
- じぃじ…部長。お口くちゃい。人事屋あがりの外様システム部長。なんか、ビジネス書に影響を受けやすく、受け売りが多い。
- SKY…無駄に声が大きくて、すぐにヒートアップする。
- ヨロ…子会社のシステム業務のヘッド。我々は頭脳であるならば、子会社は手足となって実務を行っている。
- ぽんぽこ2号…以前の上司である。時々、焼肉をごちそうしてくれる。