脅威の回復力
外勤の移動中の電車の中で携帯電話が鳴る。親父からだった。
私「(電話の受話口を手で多いながら小声で)もしもし。今電車の中だけど、緊急?」
親父「いや、いい話だから後で大丈夫。」
しばらくして、電話で話せそうな場所に移動して、電話をかける。
話が長かったので要約すると…
- 先生と今後のことについて話した。
- ベッドの上だが、台の上に座ることができるようになった。(まだ10分程度だけど)
- 血圧・脈拍は安定している。
- 点滴やモニター(脈拍、血圧、心電図、パルスオキシメーター)は外した。
- 酸素マスクは外し、念のため、鼻のところにチューブをしている。(自発呼吸ができている)
- 鼻水や痰の吸引はしていない様子。(詰まりがない)
- 水は注射器で口に与えると飲み込むことができた。
- プリンを食べることができた。
- 発声は明瞭ではないが、「ありがとう」と言った。(言語・発声の回復)
- まだ手の震えがあるが、これが収まるようになれば、水を普通に飲むことはできると思われる。
- 台の上に座るなどのリハビリを徐々に始める。
- 先生曰く「すごい生命力だ。予想外で驚いている。」とのこと。(ま、でもいい方向の予想外だから問題ないよね。)
本当に私も驚いた。
一時期は意識不明でもういつ亡くなってもおかしくないと言われた状況で、だから、親戚縁者を招集したくらいだったからね。
というわけで、今のところ危機的な状況は回避された様子。
ただ、それでも時々、病院に顔を出そうと思う。脳に良い刺激を与えれば、もっと良い状態になるかもしれないからね。
母のことをWebやソーシャルメディアで知って、心配してくださった方には心より御礼申し上げます。