地上デジタル「2011年完全移行開始」に延期の可能性
http://news.livedoor.com/article/detail/3260025/

…と、思ってネタ元を読んだら、「現在の状況では移行完了なんて無理。だけど、役所に延期という文字は無い」ということらしい。

私は、地上デジタルに移行しない理由がいくつかある。

１．コピーワンス問題
　最近は、10回に緩和などということも検討されているようだが、孫コピーができないなら、無意味。
　なぜなら、HDDレコーダーのHDDに存在する状態で10回コピーできるけど、以降はできないというもの。これじゃあ、劣化する前にDVD→HDD→DVDと焼き直しをすることができない。
　そもそも、コピーワンスなんて解除しようと思えば、悪いことを考える人は解除すると思う。既に次世代DVDのコピーガードだって回避する方法がわかっている。
　結局、損をするのはマジメにルールに則っている人なのである。
　それに、この制限は私的複製という権利を不当に侵害していることにはならないだろうか。
　本当に罰するべき人は、著作物を著作権者の許諾を得ないで流布している人間であり、善良な市民の使い勝手を悪くするのは、見当違いもいいところである。
　また、中途半端に今の時期に規制緩和という話題が出たために、既存のレコーダーを買える状況ではなくなった。

２．価格
　最初は地上デジタル対応商品は高かったが、だんだん下落してきている。
　なかなか移行が進まない原状で格安チューナーを作るのではないか。という噂もある。
　なので、今は、待ち得ということになる。ギリギリまで待てばいいのだ。

３．居住環境が対応していない
　会社の寮に住んでいるが、共同アンテナに地上デジタルのアンテナが設置されていない。
　こんな状況で、地上デジタル対応商品を買っても使えない。

　個人的には、地上デジタル、アナログを並立させておき、機器劣化で自然に置き換わるのを待ってから、アナログ廃止をしてもいいんじゃないの？って思う。放送局の負担は増えるけど、放送局が大好きなスポンサー様が何とかしてくれるだろうし、在京キー局のノータリン社員のギャラを減らせば、どうにかなりそうな気がする。