いつもTwitterやfacebookでお世話になっている福登建設株式会社さんを訪問してきました。

先日、家電量販店でVR体験と住宅に関する相談をやっていたとのことで、興味がありました。

ただ、近頃はなんでもVRと言っているので、ピンキリの感も否めませんでした。(一部はARと混同しているようなものもありますが。)

3Dマウスを持ち、ゴーグルを装着。住宅のデータを読み込ませると、パーッと家の中に入ったような感覚になります。

上を見上げれば吹き抜けが、右を向けば壁、奥にはリビングも見えます。一番驚くのは2階から下を覗き込む時。

すーっと吸い込まれるような感覚になり、この時に後ろからポンと押されると落ちるのではないかと錯覚するほどです。

目線の高さは身長の高さを反映しているので、流しに立つと

「男の私だと少し低く感じるかな?」

とか

「食器棚の仕切りはこれでいいのかな。」

今までも3D描画した住宅内の映像はありますが、小奇麗に作っているだけで、自分がその中に入った感覚や自分の目線での見え方は足りないように思います。

もっと怖いのが、家の柱や梁などの構造体のみになったデータで2階に上がり、梁の上を歩くと…下に吸い込まれるような感覚で足がすくみます。

この時に踏み外して落下した時の描画もスムーズ。

ドキッとします。

このVRのデータ、実際にCADで設計したデータを基にして作られているそうで、例えば棚の高さをCAD上で直せばVR側も反映されるそうです。設計したものが容易にVRになる。このスムーズなデータ作成が強みと言います。

単に住宅が出来上がった時のイメージをつかむのが従来の3D描画した映像なら、VRは施主とより細部まで打ち合わせるための道具になり得ると感じました。実際に施工してしまってから、

「あ、やっぱり、ここはこうして!」

という変更が出ると無駄になります。その無駄は施主が支払うコストですからね。

VRの一つの有用な利用例になり得ると感じました。