何もしない死んだ人(本当に死んで欲しい)

うちの会社には、お盆休みというものはなく、お盆の時期に年休を取るだけなのだが、今年の場合は山伏の日…じゃなくて、山の日もあって、8/11~8/15あたりまで休む人が多いようだ。

死んだ人は、それよりも早く8/8~8/12まで休み。(8/15から出社)

そんなわけで、私や婿殿も休んでいたのだが、明けて8/16に出社すると。利用者からの依頼が滞留したままという。

利用者がシステム関連の依頼をしてきた場合、案件によってルートが異なるのだが、一部は我々のところに判断を求められ、判断の結果、実動部隊へと案件を引き継いだり、我々のところで利用者に回答して終了したりする。

我々のところに回る時は複数人で共有するアドレスを用いているため、私、婿殿だけでなく、死んだ人や※、おもちゃメガネに窓際にも届くようになっている。

8/15は、私と婿殿が休みで、残りのメンバーは出ている。

窓際は特定分野以外まるでだめだから、諦めている。

おもちゃメガネは、腐っても責任者なんで雑用はまぁ、させられんわな。人手が本当にいなくて、どうしようもない時はやれ!ってなるけども。

※は…いたのか?突発休み多いし。

死んだ人は、いるだろう。こういう時にいて、どうせお茶飲んで時間つぶして定時にさっさと帰るだけだから。死んだ人は仕事が残っていても定時に帰るから困るのですが。

婿殿「(おもちゃメガネに)私や電池マンさんが休みの時に依頼者からの案件を全く処理していなくて溜まっているんですが。」

とクレームを言う。

私「この件、以前にも言っているはずなんですけど。一体どうなっているんだ。こういうことをやるから、死んだ人は俺に嫌われるんだよ。まったく!」

こんなやり取りがあったあと…。

私「(婿殿に)(おもちゃメガネの座席を指差して)これから、(死んだ人の座席を指差して)これに何か言ったかな?」

婿殿「いや、何も。」

私「まったく、真ん中(おもちゃメガネと死んだ人は3人並びの真ん中の座席)揃って、どうしようもないな~。」

婿殿「結局、(おもちゃメガネは)ギャーギャー騒ぐだけで何もやらないんですよね…。」

まず、死んだ人は管理職なんだから、きちんと部門全体に対してもっと注意を払うべき。担当者(この場合、私と婿殿)が不在で穴が空きそうなら、応急措置は取れるはず。

判断と言ってもだいたいは前例があるわけで、その前例がわからないなら、関係者に聞いて判断を下すことはできるだろう。しかも、大概の場合は判断と言いつつも、我々のところに「承諾を得た」という証拠を残すためのものでしかない。

次に、おもちゃメガネ。体制変更やら何やらで曖昧になっている部分はあるにせよ、一応、責任者としての立場なのだから、こうしたクレームに対して、関係者に指導をするのは仕事のはず。ノーリアクションというのは良くない。

何よりも問題なのは、部門としてのミッション(使命)を果たせていないことである。

個々の利用者の依頼というのは、一部、ワガママで言っているものはあるとはいえ、圧倒的多数は業務上の必要があってのもの。その業務を支障なく進められるようにシステム部門として、支援をするのが使命の一つであるわけで。

それを放置するということは、その間、支障が出ているんだよね。案件によっては急ぎ、緊急性の高いものもあるわけで。

そういう意味でも、責任を取る立場として、こういう状況はまずいと思うんですよね。

登場人物紹介

  • おもちゃメガネ…一応私の上司。現在、第二期政権(上司)の真っ最中。無駄に声が大きく、しょっちゅうボヤく。
  • 死んだ人…私の同僚。なんかゾンビのように居なくなったかと思えば復活する。仕事ぶりは適当で、周囲からの意見を聞かず暴走する。よって、この人が担当すると失敗する案件が多い。
  • ※…アトピーなのかいつもボリボリと掻いている。人と話しながらもボリボリ。発表しながらもボリボリ。仕事を溜め込む癖があるのに、何でも首を突っ込んで自分のところに溜め込む。そのうち溜め込みすぎると、具合が悪くなってさらに遅延というのを毎度繰り返す。
  • VB… 前政権(前の上司)である。この人も仕事を溜め込む癖がある。また、上司だが、部下に仕事を振らずに自分でやろうとする癖がある。技術的なことが好きでそ ういう仕事は熱心だが、マネージャーとして、交渉したり、部下を指導・育成することには、あまり感心がなく、意思決定を求めると、ウダウダ言っていつまで も意思決定をしない癖がある。
  • おそ松…東京の本社から異動。早い話、使えないから追い出され、同じ居室の子会社に出向になった。ボソボソと喋り、いるのかいないのかわからないくらい存在感がない。名前は仕事ぶりがお粗末だから。
  • 窓際…いわゆる窓際族。これといって特徴がない。
  • マル…子会社の直採用組の中では一番古いせいか、中間管理職的な立ちふるまいをしている。が、話が長い割に要点がまとまっていない上に途中からヒートアップすると、キーキー甲高く大きな声で言い始める癖がある。
  • 婿殿…婿入りした人。私よりも年齢はちょっと上だが、入社は後だし、微妙な関係である。
  • ぽんぽこ…タヌキオヤジだから、ぽんぽこ。腹もぽんぽこタヌキ状態で、タヌキ寝入り…いや、マジ寝を会議中にする。元上司であるが、今は外部の会社に出向。
  • DV…1ヶ月程度の間だけ、私の職場に配属された人。どうも、前の事業所では協力会社の人にパワハラをしたらしいとの噂。そのせいか、すぐに関係会社へ出向となり、この職場を去った。(確かに電話の相手が協力会社の時はネチネチ責め上げる感じだった。)
  • じぃじ…部長。お口くちゃい。人事屋あがりの外様システム部長。なんか、ビジネス書に影響を受けやすく、受け売りが多い。
  • SKY…無駄に声が大きくて、すぐにヒートアップする。
  • ヨロ…子会社のシステム業務のヘッド。我々は頭脳であるならば、子会社は手足となって実務を行っている。
  • ぽんぽこ2号…以前の上司である。時々、焼肉をごちそうしてくれる。
  • ルンパッパ部長…年齢の割に老けて見えるから「部長」でも、風体はルンパッパ。少々、軽いお調子者の口調で喋るが、実際はコミュ障気味。
  • 腹…以前もうちに出入りしていた外部の人。請負か準委任契約か忘れたけど。貧乏揺すり的な靴をパタパタさせてうるせー。

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