緊急呼集から戻ってきても「お疲れ様」すら言わない連中

06:27 会社の携帯電話のけたたましい音で起こされる。

「緊急事態発生。ただちに出動せよ。」

これを聞いて、ふとんをふっ飛ばし(ダジャレではないぞw)歯を磨き、服を着替えて、会社に急行する。

到着したの7:10前。

とりあえず、パソコンを起動し、行先表示板に「緊急出動」と書き、筆記具と内線電話と防寒着を取って、出動先に向かう。

途中、雨が降ってきたので、カッパを取りに戻ると隣のチーム(子会社。ただし、メンバーには出向者もいるから立場は同じ)から、

「お疲れ様」

「大変だねぇ」

「今、どういう状況?」

などと声をかけられる。私は、

「ごめんなさい。慌てて出動して、すぐ玄関に立ってたから何もわからなくて。」

と言い、カッパを持ってまた戻る。

玄関で立っていると、体育館を利用する一般の方(会社には体育館があり、予約をしていると一般の人にも貸している)が平然と入っていく。

そこには警備担当もいるのだが、止めるわけでもなく、スルーしている。

私ともう一人の人がペアになっているので、二人で話して、

「あれ、まずくないか?」

と言い、とりあえず、我々の班の責任者に連絡。状況を説明して、既に入った人の対策を関係部署にお願いすることにした。その段階で、

責任者「たぶん、これは立ち入りさせちゃまずいから、警備にも話しておいて。こっちからも警備担当に連絡するから。」

私「わかりました。こちらからも話しておいて、立ち入りを止めさせます。」

すぐに、もう一人の人にも概要を話しておき、警備担当が2箇所にいるので、それぞれに口頭連絡をした。

と、同時に今、まさに入ろうとする一般の方がいたので、

私「すいません。今、軽微なトラブルで立ち入りを規制しています。体育館の利用は本日できません。既に入った方も今、帰っていただくように担当から話が出るところです。向こうまで言ってから帰されるのも気の毒なので、慌てて来ました。」

と、一般の方にご説明をして、お引き取りいただきました。

これは、ファインプレーでした。(非常体制時には商用での来訪者は問題のない場所であれば立ち入りを認めますが、一般の方は情報管理や安全確保の観点からお断りをしています。)

ちなみに、警備担当は無線機を持っているのですが、発話の仕方がわからなかったようで、私が無線機の使い方を教える場面も。他の事業所でも業務無線の使い方を知らなくて私に聞いてきた人がいましたね…。PTTボタン(Push To Talk)を押しながら発話し、発話時の最初は呼出符号(コールサイン)を述べ、それから通話をする。それ以外は受話状態というのを知らないのでしょうか。

そうしているうちに、トラブルは解消し、非常体制は解除になる。デスクに戻っても誰も何も言わない。

この連中冷たいなー。

普通は、朝早くから出勤し、寒くて雨も降る状況下で働いて戻ってきたら、

「お疲れ様」

の一言くらいは言うだろ。

前回の記事(戦う気があるなら拳を握れ! 戦う気がないなら立ち塞がるな!)で、おもちゃメガネに不快感を示していたのは、

  • 後方支援をするわけでもなく、「まだ終らないのか」と言って苛立たせる。
  • 戻って帰ってきたら、速やかに帰りたいのに戸締まりの一部すらしていない。
  • さらに、くだらない話をしてきて、帰り支度の邪魔をする。

こういう理由だったんだよね。

そういうこともわかっていないから、今回は何も言わずというわけなんでしょうけど、あんた馬鹿か?

部下をねぎらいもせず、フォローもせず、邪魔ばかりする上司なんて、まさに「立ち塞がる障害物」でしかない。

登場人物紹介

  • おもちゃメガネ…一応私の上司。現在、第二期政権(上司)の真っ最中。無駄に声が大きく、しょっちゅうボヤく。
  • 死んだ人…私の同僚。なんかゾンビのように居なくなったかと思えば復活する。仕事ぶりは適当で、周囲からの意見を聞かず暴走する。よって、この人が担当すると失敗する案件が多い。
  • ※…アトピーなのかいつもボリボリと掻いている。人と話しながらもボリボリ。発表しながらもボリボリ。仕事を溜め込む癖があるのに、何でも首を突っ込んで自分のところに溜め込む。そのうち溜め込みすぎると、具合が悪くなってさらに遅延というのを毎度繰り返す。
  • VB… 前政権(前の上司)である。この人も仕事を溜め込む癖がある。また、上司だが、部下に仕事を振らずに自分でやろうとする癖がある。技術的なことが好きでそ ういう仕事は熱心だが、マネージャーとして、交渉したり、部下を指導・育成することには、あまり感心がなく、意思決定を求めると、ウダウダ言っていつまで も意思決定をしない癖がある。
  • おそ松…東京の本社から異動。早い話、使えないから追い出され、同じ居室の子会社に出向になった。ボソボソと喋り、いるのかいないのかわからないくらい存在感がない。名前は仕事ぶりがお粗末だから。
  • 窓際…いわゆる窓際族。これといって特徴がない。
  • マル…子会社の直採用組の中では一番古いせいか、中間管理職的な立ちふるまいをしている。が、話が長い割に要点がまとまっていない上に途中からヒートアップすると、キーキー甲高く大きな声で言い始める癖がある。
  • 婿殿…婿入りした人。私よりも年齢はちょっと上だが、入社は後だし、微妙な関係である。
  • ぽんぽこ…タヌキオヤジだから、ぽんぽこ。腹もぽんぽこタヌキ状態で、タヌキ寝入り…いや、マジ寝を会議中にする。元上司であるが、今は外部の会社に出向。
  • DV…1ヶ月程度の間だけ、私の職場に配属された人。どうも、前の事業所では協力会社の人にパワハラをしたらしいとの噂。そのせいか、すぐに関係会社へ出向となり、この職場を去った。(確かに電話の相手が協力会社の時はネチネチ責め上げる感じだった。)
  • じぃじ…部長。お口くちゃい。人事屋あがりの外様システム部長。なんか、ビジネス書に影響を受けやすく、受け売りが多い。
  • SKY…無駄に声が大きくて、すぐにヒートアップする。
  • ヨロ…子会社のシステム業務のヘッド。我々は頭脳であるならば、子会社は手足となって実務を行っている。
  • ぽんぽこ2号…以前の上司である。時々、焼肉をごちそうしてくれる。

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