マスコミの新政権持ち上げは気持ち悪い
今日、ニュースで鳩山首相が若い頃に自主制作で作ったレコードが復刻販売されるというのを報じていたけどさ。
これ、ニュースでも何でもないじゃん。
なんか、マスコミがゴマを擦りまくっていて気持ち悪いんだけど。
むしろさ、赤字国債の発行 or マニフェストの実施という二者択一状態の予算編成をしっかり報じて欲しい。
国民はどっちを望んでいるかもね。
1.赤字国債を発行してでも(将来にツケを回してでも)各種の給付金が欲しい。
2.赤字国債が膨らむなら、給付金は我慢する。
のどっちかなんですよね。
でね、民主党もわかっていたはずだと思いますよ。各種施策にそれなりのお金がかかることは。
その財源は埋蔵金や無駄を減らすことで捻出すると言っていたけど、このスケジュールでは、調査したとしても限られる。どうしても、資金がショート(不足)するのはわかっていたはず。
そりゃ、1年後とか2年後なら政権与党として調査権限を行使して、どこに無駄があるか判明して、その無駄をカットすべく施策も打てるだろうけどさ。
それなのに、演説では「国債を発行して…こんなことは止めたいんです。」とまで大見得を切ったわけですよね。これっておかしいでしょ?
今まで野党だったから、調査にも限度があったし、知りえないこともたくさんあるのは理解できる。でもね、散々、大風呂敷を敷いておいて、今の今になって、「財源が足りません。」ってそりゃないだろ?って思うんだよね。
でさ、先立つ金がないんだから、民意を聞くべきだと思うんだよね。
1.赤字国債を増やしてでもマニフェストを実行するのか
2.マニフェストを実行できなくても赤字国債の抑制にするのか。
もっと細かく民意を聞くなら、マニフェストのどれが国民にとって必要としているものなのか、優先順位をつけていくべきだと思う。
優先順位の高いものは赤字国債を発行してでも実施すべきかもしれない。
民意を問うことと、説明をしっかり行うことが求められているのではないだろうか。