電話のトラブルと営業マン

今日は、6月に起こった電話のトラブルの中間報告を電話交換機保守会社から受けた。

結局は原因がわかっていないのだが、ビックリしたのがNTTの対応だった。

今までだと、せいぜい「原因不明」「情報がない」「次回発生したら、基板交換(収容変更)」で済まされていたところ。

稀有な障害ということもあったと思うが、かなり突っ込んだ事後対応をしてくれた。今まで、ここまでの対応をしてくれたことは記憶にない。

このトラブルの翌日、担当している営業マンに電話をした。

電話回線と電話交換機のあたりでトラブルが起こったこと、

電話交換機保守会社が連絡をすること、

そして、お互いに原因を擦り付けるのではなく、「自分たちに問題がないか」という視点で原因調査と処置をお願いした。

回線と機械のように、境目をまたがる場合は、お互いに「相手側に問題がある」ということだけに終始しがちだ。

この営業マンは、あと1週間程度で当社の担当ではなくなる。そんな時期にタイミングの悪いトラブルだった。

担当が交替する時期だと、次の人に任せてしまって早々に退散するところだが、電話交換機保守会社の話では、担当から外れた後も、しばらくの間は連絡をくれて対処をしてくれたという。

そして、今までは、有り得ないような、突っ込んだ事後対応。

きっと、この営業マンは、最後の最後まで、方々に相当掛け合ってくれたのだろう。そして、その結果が、かなり突っ込んだ事後対応だと思う。

原因は不明だったけど、これなら堂々と部長にも説明できる。本当に可能な限りのことをしてくれたんだと。

本当にいい営業マンだったな・・・と、改めて名刺を眺めながら思ったね。

今は異動先で頑張っているのだろう。きっと。

トラブルは決して良いものではない。でも、トラブルを乗り越えるドラマには、時々、いい話もある。

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