新型インフルエンザ国内感染確認

とうとうこの日が来てしまった。神戸市で国内感染者を確認。厚生労働省は、これに伴い警戒レベルを1段階引き上げて、第2段階の「国内発生早期」とした。

今までは、国内に持ち込まれない対策が中心だったわけで、主に国際空港を中心に機内検疫を行って水際対策をしていたのですが、今後は感染経路の調査や拡大防止、相談窓口の拡充などに重点的な対策はシフトしていくんでしょうね。

高校生の感染が多いようなので、学校→地域や家庭→通勤経路→会社というように爆発的な感染拡大をする可能性も出てきたんですよね。

報道によると、感染地域のコンビニエンスストアや小売店では、従業員にマスク着用を指導するとか、飛沫感染の恐れがある、おでんの販売休止を検討しているところもあるようです。

学校については、休校範囲は弱毒性ということもあって、比較的限定的になるとのことで、企業も感染防止の徹底(マスク着用、手洗い・うがいの徹底)で休業は今のところないとのことです。

さて、一方で自分の会社の新型インフルエンザ対策や非常時の体制・各人に求められていることは理解しているでしょうか。

今は神戸や大阪と関西圏で発生しはじめた程度ですが、恐らく、自分の地域にも感染者が散発的に出てきて、広がってくると思います。対岸の火事だとは思わずに十分な備えが必要だと思います。

個人でできることは、予防措置としてのマスク着用や、うがい・手洗いの励行、手洗いが困難な場合にはアルコール消毒(ジェル状のものがあります)が基本でしょう。十分な睡眠や栄養を取ることは予防や回復にも必要ですね。

感染の疑いがある場合には、発熱相談センターに電話をして指示を受ける必要があります。最寄の発熱相談センターの電話番号を調べておくことも大事ですね。(いきなり病院に行かないように注意が必要です。)

今回のインフルエンザ対策では、社会機能が止まる事態には至らないと思いますが、食料や水などの備蓄、ハイターなどの漂白剤(消毒効果として)、発熱の確認をするための体温計、使い捨てタイプのマスク、持病がある人は持病の薬などの物資もある程度あると安心でしょう。

会社の場合は状況により、「時差出勤を求める」、「一定の基準で自宅待機をさせる(熱がある、海外から帰国した 等)」なんてこともあるので、少し調べておいたほうが安全かもしれません。仕事の進行に支障が出ることもありそうですから。

過度に恐れる必要はないでしょうが、予防と、物資の備えと、疑いがある場合に取るべき正しい行動くらいは知っておく必要があるでしょう。

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