オーマイニュース閉鎖へ

”記者”の記事のクオリティが低いですからね…。私に言わせれば、ページビューが減るのは当然かと。

「市民記者」のオーマイニュース 2年半で撤退、4月下旬サイト閉鎖
http://news.livedoor.com/article/detail/4078370/
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090325-00000002-jct-sci

ネタ元の記事にも書いているけど、「感想文」ばかりなんですよ。それも、ある程度の人数が共感できるような感想なら、「世論を映す鏡」としての意味はあったかもしれない。あるいは、鋭い切り口で分析・批評をしているなら、これも意味がある。

だけど、思想も偏りすぎていて公平性・公正さに欠けていて、チョイスの仕方を取っても「ニュース」とは言えないものだと思うんだよね。オーマイニュース自体が韓国発だし、鳥越氏が出てきたこともあって、反日的な記事に偏り過ぎていたと思う。

感想文なら個人のブログでやればいいんです。ニュースという名を冠して、それが名ばかりだからガッカリして、見ようと思わなくなる。

私もニュースの「感想文」を書いているけど、個人のブログでやっている限り、その内容が社会的に非難されるようなものでなければ、炎上もしないし、コメントもない。単なる「つぶやき」に過ぎないのだから。「つぶやき」だからページビューは稼げないし、多くの人に見られない以上、媒体としての価値は小さい。

個人のブログの寄せ集めみたいなオーマイニュースも「感想文」がただの「つぶやき」になり、ページビューが稼げないから媒体価値がない。だから、広告でも稼げないし、タイアップも取れない。

個人のブログなら、自己満足でいい。利益が出なくても問題にはならない。でも、オーマイニュースは会社存続に関わるからね。その結果がこれだし。

「市民記者」の媒体と言えば、ツカサネット新聞もあるが、あれも感想文ばかりで正直、「新聞」と呼べない記事が多いと思う。livedoorやYahoo!ニュースにも配信しているが、クリックした途端にガッカリさせられることが多い。

これらの「市民記者」を使ったサイト運営には、記事を上手にチョイスする能力が運営サイドには必要だし、「市民記者」に記事の書き方を指導していく必要もあると思う。

事実と個人の主観を分けて書く必要があるし、記事の裏付けとして参考とした文献や記事があれば、それを示す必要もあるし。こういう基本的なことができていない記事も多かったような。

こういうフォローをしっかりやらないと、「記者」や「ニュース」、「新聞」と呼べるような「報道」はできないだろう。

オーマイニュース閉鎖へ” に対して1件のコメントがあります。

  1. 小林恭子 より:

    こんにちは。このニュースではいろいろな人がコメントしてますけど、このブログのエントリーは、「なるほどなー」と感心しました。すっきりです。

  2. 電池マン より:

    小林恭子さん>
    コメントありがとうございます。
    すっきりしたようで良かったです。モヤっとボールを投げられたら痛そうですからね…。

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