江ノ電、難病で早世した少年に辞令

嫌なニュースが多い世の中だけど、こんな良い話もありますね。

<江ノ電>早世の少年に運転士「辞令」 没後10年夢かなう
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081220-00000041-mai-soci

亡くなる前になんとか、江ノ電のハンドルに触れることができたのも良い話。今回もまた良い話。

記事には、

 試乗は容体が悪化した98年11月11日、江ノ電の全面協力で実現した。制服、制帽姿で運転席に乗り込み、運転士の後ろで全線の旅。その後、検車区で「タンコロ」の愛称で知られる108型車両のハンドルを握り、運転士と一緒に動かした。当初は反対していた関東運輸局(横浜市)も「聞かなかったことにする」と黙認したという。

ということも。厳密には職員(というより、免許が無い人)が運転操作をするのは法令違反なんですよね。でも、運転士がいて、安全が確保される状態で、事情が事情ということもあって、黙認した関東運輸局もまた、粋なことをしたと思う。

また、お上が反対していた中で、これを実行した江ノ電もまた素晴らしい。

世の中、まだまだ捨てたもんじゃないね。

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