株価が下がってますな
まー、私のブログを熱心に読んでいる人なら、過去に「日経平均の10000割れはあり得るし、8000円台くらいは想定できる」という記述があったはずです。
なので、今日の10500円割れくらい想定の範囲内でしょう。まだ地獄の一丁目だと思ったほうがいいくらいです。
むしろ、現金(キャッシュ)を持っている人には大チャンス到来ですよ。株が安く買えるんですから。まー、日本株式だけでなく、米国株式(ただし、アメリカの株式は全銘柄が総崩れしているわけではない)、欧州株式なんかも安く買い叩けるチャンスですね。
なので、個人的には、どこが底かを見極めることでしょうね。底が見極められないなら、体力勝負になりますが、ある程度のレベルまではナンピンをするのも手かと。
ただし、毎日ナンピンすると、どーせ体力がないから破綻しますね。
せめて、週単位とか、月単位程度に止めときましょう。
個別株だけでなく、ETFあたりを買うというのもアリですね。インデックス(日本なら日経平均やTOPIX、アメリカならダウ30種平均など)に近いですから、値動きがわかりやすいですし。
まー、少額でコツコツというタイプなら、投資信託のインデックス型ですね。これなら、10000円以上1円単位ですから。
まだ下がると思うので、今動くのと、ボーナスで買うのは避けたほうがいいと思います。カモにされるのがオチですから。
ボーナス資金を1ヶ月定期か何かで預けておいて、1月下旬から2月あたりに買うというのが理想でしょうかね…。3月月末近くなると配当や優待狙いで瞬間風速的に値上がりする可能性がありますから。
優待も配当もいらないなら、権利落ちを狙うのも方法でしょうけど。
投資をある程度やっている人には、結構知られていることかもしれませんが、
「アメリカ大統領選がある年は低迷する」
と言われてますから。今年がモロにそうでしょ。ある意味、想定どおり。
サブプライム問題が~という話題が、だいぶ前から出ていたのに、逃げなかった投資家もちょっとセンスがないな…と思いますね。
サブプライム問題が言われてから、何度か瞬間風速的に株式市場がプラスになっていたタイミングがあったので、売り抜けるチャンスもあったはずなんですけどね。
ギャンブルのつもりで急速なリバウンドを期待しているなら、投資家に向いていないと思いますね…。ある程度のリターンで利益確定、ある程度の損失で損切りができない人が塩漬け株を保有することになる。
損切りが思いっきり遅くて、大幅に損失が出てから売る人もいますけどね。そこまで待ったなら孫の代に渡すくらいの覚悟をしてしまったほうが、逆転のチャンスもあると思うんですけどね。ギャンブラーにもなりきれず、投資家にもなりきれない中途半端な人に限ってこうなるんじゃないかと。(厳しいことを書いていますが、事実だと思います。)
さて、これからしばらくは、おとなしく定期預金+国債ですかね。定期預金は限度額までは元本保証ですし、国債も国が破綻するリスクは小さいでしょうから、ある意味、安全な逃避先ですし。
日米欧の国(連合体)が破綻するような事態になったら、本当に世界恐慌入り間違いないです。(まー、既に一連の金融危機が恐慌であって、あえてそう呼んでいないという説もありますが。)仮に危険であっても破綻させないでしょう。どんな手を使ってでもね。
債券相場に逃がしてもいいんですが、株も債券も為替も…というトリプル安が全く無いわけではないので、比率は少し考慮したほうがいいかもしれないですね。現段階では、円が逃避先になって円高方向ですが。
もちろん、FXもアリですね。私は向いてないな…と思っているので手は出しませんが。