福田内閣改造

まず一番は、福田内閣改造よりも、さっさと解散・総選挙をして国民の審判を受けるべきだと思う。

だが、国民の審判を受ければ大惨敗は明白だから、あえて図々しく延命措置を図ったための内閣改造だろう。

景気は明らかに下り坂ですが、起用されているのは、上げ潮派ではなく増税派。だが、福田総理は、国民生活の安全と安定を重視と言い、物価高や景気についても言及している。

物価高や景気が重要だと言っているのに、増税派を起用するとは、国民の生活実感を無視した判断だろう。

選挙対策としても、これは失策だ。増税派を起用すれば消費税論議で自民党は消費税増税を検討しているといわんばかりだからだ。

正直、言ってることとやってることが合っていなくて、何をしたいのかが見えてこない。これでは、選挙に勝てないだろう。

麻生氏が幹事長となった。私は麻生さんは好きだが、この内閣の顔ぶれでは自民党を支持できない。麻生氏は、不人気な福田自民党の人気取りのために担ぎ出されただけにしか思えない。幹事長という立場は、選挙で惨敗すれば責任を取らされる可能性が高い。色々な裏事情はあるのだろうが、この起用の仕方は、納得できない。

どちらかと言えば、福田降ろしを封じて、福田体制で選挙を戦おうという布陣のようにしか見えない。どういう政治をするとか、何を実施するということよりも、目先の選挙のために自民党内の足場固め内閣という色合いが強い。

でも、どういう政治をするかが明確に見えないのであれば、国民に対してのアピールは弱いと思う。本当にこれで勝てると思っているのだろうか?自民党は、まさに死に体だと思う。

かと言って、民主党も今ひとつ頼りないし、他の政党もパッとしない。正直なところ、誰に入れても、どの党に入れても、期待できないように感じる。

本当に頼れる政治家がいない。どこに入れようか、今から色々と思案して、貴重な一票で意思表示をするつもりだ。

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