国内で推定1万ページが改竄されている
自社サイトも改ざんされたトレンドマイクロからの警告。まー、自分のところが被害に遭っているので、警告には説得力がありますが、技術力には説得力がないですね(笑)
と、辛口に切り出しましたが、実際に会社でも、
「Webサイトを見たらウイルスに感染(隔離・検知)した」
という報告が上がっているので、本当に流行っているようです。
ネタ元記事にあるように、普通のユーザーができることは、ウイルス対策ソフトの定義ファイルを最新にすることや、ウイルスバスター、Norton Internet Securityのような不正サイトを検知・ブロックする機能を使うことでリスクを低下させることができます。
また、プロバイダーによっては、不審サイトに接続させないフィルター機能を提供しているところがあります。(例えば、ぷらら)
こうした機能を使って、被害に遭わないようにしてください。被害に遭ったあとは、パソコンを不正に操作されて悪事に利用されてしまいますから。
それと、もし、Webサイトの改ざんを見つけた場合、Webサイトを開いただけでウイルス感染(あるいは検知、隔離された)場合には、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)やWebサイトの管理者へ知らせましょう。
Webサイトの管理者に知らせても、「はぁ?」という態度を取られることもあり得ますが、IPAに届け出た場合には、システムに精通した人の視点で調査し、管理者に通報するそうです。(先日のセミナーでも、そのような説明がありました。)
ですから、専門的な知識がない人でも「あれ?」と思う現象が出たら、届けたほうが、被害を小さく済ませることができます。
安全なインターネット環境のためには、私たち利用者も、できることから協力していきましょう。
参考:情報処理推進機構:情報セキュリティ:届出について
http://www.ipa.go.jp/security/todoke/
国内で1万ページが改ざんか――トレンドマイクロが警告
http://news.livedoor.com/article/detail/3735717/