出世したがらない公務員たち

タイトルには公務員と書きましたが、公務員だけでなく民間企業でも同じような傾向があると聞いたことがあります。

理由も同じで、責任を取りたくないとか、私生活優先という傾向も同じですし、スタンスが給料もほどほど、仕事もほどほど、プライベートもほどほどのいわゆる「ほどほど族」というのも同じようです。

ネタ元記事のように、恵まれた環境でガツガツ上を目指す必要がない。という論調もあるでしょうが、私は、違う視点もあると思います。

世の中が不正に厳しくなり、企業や公務員が襟を正すのはいいと思います。その一方で、過剰なまでの「叩き」になってしまうと、重い責任の割に報酬が安いとか、叩きを恐れて過剰防衛になり、それが業務増となり、プライベートもなく、働きの割に給料が安いという事態も起こってしまう。

また、大企業だと、わずかな決済も部長の押印が必要だとか、従来は課長レベルで処理されていたものが、チェック機能強化という名の責任回避となり、役職者が大変すぎるという事態もあるのではないでしょうか。(私が勤める会社は、まさにこの傾向です。)

メディアだけでなく、私のようなブログもその「叩き」に加担してしまっているのかもしれません。

それが結果として、優秀な人材が上に立たない社会を作っている一因ならば、反省していく必要があると思います。

また、企業や公務員の代表者(社長とか知事とか市長レベル)は、過剰な社会の要求に無理なものは無理と言う勇気も必要だと思います。

また、私たちブロガーも、それが本当に無理なのか、別な代案がないか提言していくことも必要なのかもしれません。

公務員に「出世拒否」が増殖 「責任イヤ」「趣味を優先」
http://news.livedoor.com/article/detail/3735734/

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