怒鳴られたり、誉められたり
今日は、会社で怒鳴られたり、誉められたり。なんだか忙しかったな…。
まずは、怒鳴られる。
今日は、午後からの会議に部長が参加。私は、その会議の仕切りをやることになっている。
会社でKさんとこんな話をしていた。
私 「今日は、休みの人が多いね。午後から心配だよ。」
K 「普通、部長がいらっしゃるのに、休みは外すよね。」
私 「これが、うちの現状だから仕方ない。」
しばらくして、突然、Iさんが顔を真っ赤にさせて、私に怒鳴りつける。
I 「さっきの話は、俺に対する嫌味か?俺だって、他の人だって都合があるだろ?」
私 (はぁ?だいぶ前から告知してるし、こっちにだって都合があるんだよ!ってか、休むなら休むなりに会議の意見を事前に議長の私に伝えるとか、そういう配慮だってできるでしょ?何それ?あんたの横暴じゃない!)
このIさん、午後から休みになっていた。
私 「いえ。他にもいるんです。別にIさんだけのことではないです。」
I 「でもさ、ここで聞こえるように話していたら、そう思うだろ?」
私 (別にデスクで世間話してただけだろ。)
私 「別にそういうつもりではないですから。」
I 「そうじゃなくても、そういう風に聞こえるんだから、気をつけろよ。」
私 (これ以上、大声でガーガーやられても周りが迷惑するので仕方ないな…と)
私 「わかりました。配慮不足でした。すいません。」
私と一緒に話していたKさんは、トラブルらしいし、波及させないように私が平謝りで食い止めたけどさ。私より、年齢は上だけど、ものすごい瞬間湯沸器っぷりで。
このIさんって、前の職場も、その前もトラブル起こして異動してきて、うちに流れ着いたらしいんだよね。
「自分は正しい。周りが間違っている。」
基本的に考え方がこれなんだもん。でもさ、たとえ正しいとしても、もう少し言い方とか対応の仕方があるはず。
私なんか、嫌味を会議で言われたことがあるよ。前回の会議なんか、アイデアと称して
「机上の整理整頓」
なんて言った人がいた。私への嫌味でね。それに比べたら可愛いもんだよ。会議で言われた嫌味は、議事録に残るんだから。
一番は、受け流すことだけど、もし、私の立場を少し理解してくれるなら、こんな言い方でもいいと思う。
「今日は本当にごめん。でも、どうしても都合がつかなくてね。その代わり、次の会議の時はバンバン、アイデア出すからさ。もし、何か手助けできることがあったら言ってね。」
これなら、自分の都合があることも主張できるけど、私のことも配慮してくれていることが伝わるわけだし。前向きに協力を申し出てくれる人は、とてもありがたいから、関係だってより良くなる。
あんな風に怒鳴られたら、たぶん、しばらくは笑って話せないな。しかも、2人の当事者がいるのに私だけに当たってくるのもフェアじゃないし。
—–
次は、誉められた。
会議終了後、ゲストの部長がみんなが帰った後も、残って言ってくれたこと。
「電池マンくんは、会議の段取りが良くて進行が上手だね。とても良かったよ。」
と。
それ、最高の誉め言葉ですよ。もう部長、ネ申です。
この会議、毎回、冷や冷やしながらやってるんです。とかく荒れやすい会議で、去年の担当者も頑張っていたけど、フルボッコされて気の毒だったから。
その反省を踏まえた上で、2つのことを意識していたんです。
1.とにかく非難合戦にさせない。
2.黙っているだけのお客さんを作らせない。(必ず参加者は何か話してもらう)
だから、わざわざルールを作って、それをディスカッションさせる前に私が喋ったり。
逆に話やすいように、相づちや、アイデアを出しにくいテーマでは、ルールの下に
「パクリ、アレンジ大歓迎」
と書いてみた。真新しいアイデアを出すことが難しいなら、誰かの意見をパクったり、アレンジして発展型の意見でもOKですよ。というメッセージを込めて。
ボトムアップ型の会議なので、影響力が強い上司が最初に喋ってしまうと、会議の方向を決定付けることになるので、根回しして、発言は後半にしてもらうようにお願いしたり。
荒れるのを回避するために、上司と綿密に打ち合わせをしたり。
色々と思案して、ここまで持ってきたんです。
でもね、上司が部長に余計なことを言った。
上司 「電池マンくんと私で打ち合わせもしっかりやってきましたから。」
なんだかな。私が誉められている影に、私の指導あり。とでも言いたいみたいで。
でもさ、それ、自分で言わなくても、私が言ったのに。自分で言うと手前味噌になっちゃうけど、私から言えば、お互いにうまくやっていると部長も受け止めるだろうし、何よりも部下から信頼されている上司という風に聞こえるでしょ。
そうやって、立てようと思った矢先に自分で言っちゃうんだもの。
本当は、
「事前に○○さん(上司)に相談をして指導をいただいたから、スムーズに進行できたんです。本当に助かっています。」
ぐらいのことは言うつもりだったんだけどな。これは、事実だし、本当に助かっていたわけなんだし。
片づけを終えて、デスクに戻ると上司がやってきた。
上司 「電池マンくん、誉められてたじゃん。ところで、部長とは以前の職場で一緒だったの?」
私 「ええ。一緒でした。」
上司 「スタッフ業務か何かで一緒だったの?」
私 「ええ。私が体調を崩してスタッフの補助をしていたことはありましたが、直接、一緒に仕事をしたわけではありません。工事図面の作成ばかりやっていましたから。」
上司 「ああ、そうなんだ。」
なんか、妙なやり取りだったな…。私が部長に気に入られているとでも思ったんだろうか。そして、嫉妬でもしたんですかね。
実は、一緒の職場だったということは、以前、社内の発表会の打ち上げの席で聞いて知ったくらいですから。私は、
「えっ?そんな人いたっけ?」
ってくらいでしたから(笑)
本当に地獄から天国まで落差の激しい一日でした。