先日のmixiアンケート、やや荒れ気味
結構、紛糾してますね。それも、ほとんどが「このアンケートに不快感」という方向で。
最初は男性のアンケートに調査手法や命題に疑問を投げかけるものが多かったですが、次第に女性にも広がっています。
私も、なぜあれだけの長文で反論記事を書いたかと言うと、「ブランド力の低下」ということ自体が信じられないし、「客が減ることを望む企業なんてあり得ない」と思います。
私も直感的にムカッと来たんですよ。でも、理屈で対抗する相手に感情で応戦するのは明らかにバカのすることであって、徹底的に論理的矛盾を突くことで反論をしたのが、先のブログの記事です。
他の人のコメントも読んでいると、愛を感じますね。本当に好きなんだな。と。
先の記事で私は「いろいろなお客さんに対応できる」と書きました。これを一言で言うと「多様性」という言葉になると思います。これは行動指針にも「事業運営上の不可欠な要素として多様性を受け入れる」という項目があります。
お客さんの多様性だけでなく、働く人の多様性も受け入れているそうです。2年前の株主総会の質疑で障害者の雇用に関する話題がありました。それも多様性の一つだと思います。
他の人のコメントがものすごく核心をついていると思います。
「もしレポートのデータ収集の手間を省くのにこのコミュが使われたんだとしたらあまり良い気持ちはしない」
私が指摘したとおり、色々な矛盾や穴が多すぎて、マジメに勉強しているのか?と思いますよ。
それと、最近、mixiコミュで学生の研究でアンケートをしているケースがありますが、これ自体、私はあまり快く思っていないのです。(なので、通常は回答すらしませんが、今回のようにあまりにもムカッとした場合には、あえて参加することもあります。)
歴代のアンケートを見ても、お礼がなかったり、調査結果を何らかの形でフィードバックして欲しいですよね。アンケートの結果をどのように分析し、どういう結論を導き出し、何を提言するのか。せめて、参照リンクなり、論文の入手方法くらい知らせてもいいんじゃないかと思います。
やっぱり、気になると思うんですよ。義務ではないけど、
「こんな風にデータを使ってレポートを作りました。ご協力ありがとうございました。興味があったらご覧ください。」
ぐらいのことはあってもいいんじゃないかな。レポート・論文はオープンにし、引用されることが、研究者としての評価ではないでしょうか。
そうやって公にすることによって、色々な意見や感想、指摘が出てくると思います。その中には非常に有益なものもあると思います。それで、考察に穴が見つかればラッキーだし、それにより、さらに精度の高いレポートに仕上がると思います。
レポートの公開まではともかく、最低限、締め切った後にお礼くらいは書きましょうよ。協力を頼むときだけは出てきて、後は知らん顔というのは、あまり良いことではないですよね。