西暦2000年問題の再来か?
首都圏で発生した自動改札機トラブル。どうやら、日本信号製の改札機の一部らしいのだが、原因がまだ明らかにはなっていない。
同時多発的に、このようなことが起こるのが不可解なのだ。
まるで、何かタイマーでも仕掛けたかのように。
そこで、私が思い浮かんだのは、西暦2000年問題だ。西暦2000年になると、西暦を下二桁で処理していたコンピュータープログラムや組み込み機器のプログラムが誤作動するというアレだ。
だが、知っている人は少ないかもしれないが、西暦2000年問題以外にも日付に関するXデーというのは数々ある。
コンピューターの中では、日付をシリアル値と呼ばれる連番で保持して管理しているものがあるが、これの上限を超えるときというのが、2000年以外のXデーによくあるパターンなのだ。
まだ、原因が明らかになっていないだけに不気味なのだが、もし、この類の原因ならば、再び西暦2000年問題前のような急ピッチの対応を迫られることになるかもしれない。
その一方で、日本信号製改札機は去年もトラブルがあった。このときは、Suica利用状況を確認するプログラムのバグだと思った。
私は、こっちの可能性のほうが高いと思うが、日本信号のプログラム品質には問題がありそうだと私は踏んでいる。
[自動改札機トラブル]首都圏のJRや私鉄約160駅で
http://news.livedoor.com/article/detail/3341503/