松屋の牛めし
先日、松屋の牛めしを食べた。
中国産牛肉を使っての復活と聞き、牛丼を待ちわびた人にとってはたまらないだろう。
…かくいう私もB級グルメ評論家(自称)として押さえておこうと思って食べたのだ。
評価は×。
肉が硬く、スジっぽい。口に少し残る感じがする。
で、このスジっぽさを煮込むことで解消しようとした調理の跡があって、少し塩辛くなっていた。
牛丼の頃も、松屋は、店・時間で品質が大きくばらつきがあるように感じられる。
煮込みが甘く、玉ねぎが辛かったり(…って、これはほとんど生じゃん!)、煮込みすぎて塩辛かったり。
吉野家に比べると品質管理が甘いように思えますね。
で、このスジっぽさや硬さの理由は、ステーキ店でわかった。
このステーキ点はオージービーフなのだが、前はアメリカ産だった。
客への注意書きを見ると、牧草を使って育てた場合、肉はやや硬くなると書いてあった。(ただ、その代わりに肉の味わいは牧草のみで育てた牛の方が良いとも書いてありました。)
ここから推測する限り、新しい牛めしの牛も、牧草だけで育ったからなのかと思った。
印象的だったのは、牛めしを再開していたけど、結構、豚めしのオーダーも入っていた。
牛めしが予想よりも不人気だからなのか、豚めしが予想よりも市民権を得たのかは定かではないが、あの品質、味の状態から察する限り、飛ぶように売れている感じではないような気がする。
(個人的には、豚肉で作った牛丼もどきの丼を豚丼とはあまり呼んで欲しくないのだ。なぜなら、本来の豚丼と全く別の食べ物だから。この点については、別な記事でいつか取り上げたいと思います。)