色々なことは夜に動く

昨日の夕方。

私は13:30から始まった会議がようやく終わった。3時間半も喋っていたことになる。

そんな中、

死んだ人「それじゃ、お先に失礼しやーっす」

相変わらず定時退社でこの脳天気というか、人をおちょくったような口調で帰りの挨拶をして帰る。こいつにイラッとしている人も多くて、「お疲れ様」と誰も返さないこともある。

おもちゃメガネ「(死んだ人の席を指差して、隣の婿殿に)こいつ、どうにかなんねーか。仕事なんもやってないだろ?」

婿殿「O事業所のこととかやってるんじゃないんですか?」

まー、振られた婿殿も困るわな。業務を他の社員に立場にいる人でもなく、進捗を確認する立場でもない。

婿殿「で、来年度の役員なんですが…」

会社の中というのは、本来業務の他に文化・体育系行事を仕切る人を各職場から出してくれだの、事故・災害時に動員される人だの、改善提案活動を仕切る人とか色々な役員というものがある。

婿殿「文化体育行事がまだ未定なんですが。災害時動員は電池マンさんに引き続きということで、いいですよね?」

私「まぁ、しょうがないよね。会社から近いのは私だし。ただ、長時間の場合には交替人員を送るとか少し配慮は欲しいかな。ある時なんか、※が業務多忙だから代わりに出動したのに、昼食時になっても交替しないから、こっちから連絡取って『なんとかしろ!』と言ったくらいだし。自分の身代わりで行ったなら、また、管理職なら少しそういうことにも気を配っていただきたい。」

おもちゃメガネ「あいつか…。ったくしょうがねぇな。」

婿殿「改善提案は…。」

おもちゃメガネ「それは、窓際さん継続で。」

私「他は何が残ってます?」

婿殿「あとは文化体育行事ですね。」

私「あれって、会社前で開かれるイベントと、リレー大会と、あと都度ある体育行事の募集するくらいだよね?」

婿殿「ええ。そうですね。」

私「じゃあ、(死んだ人の席を指差して)こいつでいいんじゃ?」

婿殿「じゃあ、明日(本人に)確認してみますか。」

私「もう、指名でいいんじゃないのかな。ここ人数も少ないし、拒否すると残りの人にしわ寄せが行くんだし。いいよいいよ。決めちゃえw」

婿殿「それだと、私、今年は何も割当たらないんですが。」

私「いいじゃん。そういう年がたまにあってもさ。普段の年は色々頑張っているんだし、そういう時が1年や2年あってもバチは当たらんだろう。」

私は結構、こういう時、強引なんだけどさ。

話し合いでなんとなるなら、それでいいんだけど、正直、みんなやりたくない。でも、誰かがやるしかないなら、機械的に割り当てるしかない。

グダグダ悩んでも仕方ないから、「こう割り当てます」と提示し、上司に「これでいいですよね?」と承諾を求め、おもちゃメガネの首を縦に振らせればいい。それで、責任の半分は上司であるおもちゃメガネも負うことになる。

そうやって、周辺を固めて、支援を取り付けて、文句を言わせないようにするというのも、物事を進める時には必要な場面もある。

まぁ、私の十数年前は、婿殿みたいな理解と同意を得てしっかり進めるパターンしか持っていなかったんだけどね。基本的にはそれでいいと思うんだけど、それで進まない場合には決定する権利を握った上で仕切って決めてしまわないと色々と片付かないのだ。

魑魅魍魎どもがウヨウヨしているような時、そいつらに良いように利用されないためにもね。

登場人物紹介

  • おもちゃメガネ…一応私の上司。現在、第二期政権(上司)の真っ最中。無駄に声が大きく、しょっちゅうボヤく。
  • 死んだ人…私の同僚。なんかゾンビのように居なくなったかと思えば復活する。仕事ぶりは適当で、周囲からの意見を聞かず暴走する。よって、この人が担当すると失敗する案件が多い。
  • ※…アトピーなのかいつもボリボリと掻いている。人と話しながらもボリボリ。発表しながらもボリボリ。仕事を溜め込む癖があるのに、何でも首を突っ込んで自分のところに溜め込む。そのうち溜め込みすぎると、具合が悪くなってさらに遅延というのを毎度繰り返す。
  • VB… 前政権(前の上司)である。この人も仕事を溜め込む癖がある。また、上司だが、部下に仕事を振らずに自分でやろうとする癖がある。技術的なことが好きでそ ういう仕事は熱心だが、マネージャーとして、交渉したり、部下を指導・育成することには、あまり感心がなく、意思決定を求めると、ウダウダ言っていつまで も意思決定をしない癖がある。
  • おそ松…東京の本社から異動。早い話、使えないから追い出され、同じ居室の子会社に出向になった。ボソボソと喋り、いるのかいないのかわからないくらい存在感がない。名前は仕事ぶりがお粗末だから。
  • 窓際…いわゆる窓際族。これといって特徴がない。
  • マル…子会社の直採用組の中では一番古いせいか、中間管理職的な立ちふるまいをしている。が、話が長い割に要点がまとまっていない上に途中からヒートアップすると、キーキー甲高く大きな声で言い始める癖がある。
  • 婿殿…婿入りした人。私よりも年齢はちょっと上だが、入社は後だし、微妙な関係である。
  • ぽんぽこ…タヌキオヤジだから、ぽんぽこ。腹もぽんぽこタヌキ状態で、タヌキ寝入り…いや、マジ寝を会議中にする。元上司であるが、今は外部の会社に出向。
  • DV…1ヶ月程度の間だけ、私の職場に配属された人。どうも、前の事業所では協力会社の人にパワハラをしたらしいとの噂。そのせいか、すぐに関係会社へ出向となり、この職場を去った。(確かに電話の相手が協力会社の時はネチネチ責め上げる感じだった。)
  • じぃじ…部長。お口くちゃい。人事屋あがりの外様システム部長。なんか、ビジネス書に影響を受けやすく、受け売りが多い。
  • SKY…無駄に声が大きくて、すぐにヒートアップする。
  • ヨロ…子会社のシステム業務のヘッド。我々は頭脳であるならば、子会社は手足となって実務を行っている。
  • ぽんぽこ2号…以前の上司である。時々、焼肉をごちそうしてくれる。

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