出入り業者もひどいもんだ
今日、私は別の事業所で仕事をしていたので終日席を明けていたのだが、予想以上に仕事が早く終わったために、ホームの事業所に戻ってきた。
向かいの席の人から、
「出入り業者(M社)がT社への移管にあたってセキュリティシステムのことで話を聞きたいって。」
という。
M社が色々なシステムのオペレーションを担当していたが、政治的コスト的なところで負けて、T社に業務を移管することになったために引継でこういう話が出たという。
実のところ、私はこのシステムの業務移管は元々反対だった。理由はいくつかある。
- 業務量が多くないので元々私の負荷が低い。
- その割に外部委託となるから費用はかかる。(コスト増)
- M社の常駐人員の日頃の言動を見ていると、仕事のクオリティが低そう。
- ハッキリ言って引き継ぐほうが面倒くさい。
こんなところである。
これが、私の負荷が大きく下がるならば手間がかかっても引き継ぎに積極的にもなるが、負荷はほとんど下がらない上に、一時的に負荷が上がる。
話を向かいの席の人とのやり取りに戻そう。
私「う~ん。そんなの急に言われても困るし、だいたい今日は終日不在の予定だからね。ちゃんとアポを取れって話だよ。」
向かい「それは言ったんですけどね。今日は終日いないって。」
私「だったら、質問をメールで送っておけば違う場所に行っても見れるわけだし。だいたい、ぷらっとやってきて、すぐに話ができると思っているとか失礼な連中だな。こっちにもこっちの都合ってものがあるんだし。」
日頃の印象が悪いし、こういう言動が私に嫌われるのである。ましてや、T社は常駐していないのだから、何かあれば、わざわざ来ることになるんだし、人の都合を何だと思っているんだか。
ここは質問主意書でも送ったら、文書で答弁するという、まるで国会のような流れで返してやろうではないか。
しばらくして、メールが届く。
M社の常駐人員からである。タイトルから察するに、質問事項を書いたか、別途時間をくれといったところだろう。
だが、こちらは、こんな軽い扱いをされた時点で気分が悪い。まぁ、平たく言えばへそを曲げている状態である。
当然、すぐ開くわけがない。
開いた時に開封確認要求とか、トラップがあって、開けたことがわかれば、ここぞとばかりに、ウジ虫のように涌いてくるだろう。
そうなると面倒だから、エマージェンシーでなければ開かないという選択がベストだ。
他の事業所に行っている間にホームの事業所の仕事が溜まっているから、それをこなしている。
しばらくして、T社とM社がサーバールームから出てきた。
私が、う○こをしている間に入室していたらしい。
そこで、私が在席であることを見つけたら、やっぱりウジ虫のように涌いてきやがった。
M社「あのー、ちょっと宜しいでしょうか。」
私「宜しくないです。」
こういう時の私は、無表情で人を刺すのではないかと思うくらい冷たい。例えるなら、ここにバラの花があったら、瞬間的に凍ってバラバラになり、バナナがあったら釘が打てるほど固くなるくらい冷たいだろう。
視線を一切合わせず、パソコンの作業をしながら応答する。
そりゃそうだ。無礼な奴には無礼に返すのは、私の中での礼儀ってもんだ。
M社「では、メールを送らせていただきましたので、後ほど確認していただければと思います。」
私「はい。」
だが、私は当然、読まない。
機嫌が良ければ明日。機嫌が悪ければ週明けだろう。