インフルエンザマスクパニック
厚生労働省は以前から、食料品・消毒液・マスクなどの備蓄を呼びかけていたんですけどね。会社では、この呼びかけに基づいて従業員各自で必要物資の備蓄をするように広報していました。
新型インフルエンザに関するQ&A
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/02.html
なので、私個人としては、「何で今頃買い集めているわけ?」と思ったのですが。
このQ&Aの中には、
予防のために何を準備したら良いですか?
飛沫感染予防のためのマスクと手洗いのための石けんを2週間分程度準備することが望ましいです。
とか、
飲食物・生活必需品は何日分準備したらよいですか?
パンデミックに備えて、2週間程度備蓄しておくことが望ましいです。
と、書かれています。
ちょっとアバウトな表現ですが、具体的に書き出すと、
1.食料品(2週間分) 14日×3食
2.水 2リットル×3~4本
3.石鹸 2~3個
4.消毒液(手先用) 1本
5.漂白剤(ハイターなど) 500ml程度
6.マスク 14枚(1日1枚を使い捨てると仮定して)
7.体温計
8.持病の方は2週間分の薬
くらいでしょうか。このQ&Aでも2週間分と書いているので、2週間は物流・ライフラインが停止しても生きていける程度の備えは必要ということですね。
ここ最近の新型インフルエンザ国内感染が確認され、大量の感染者が出てきたことで、パニック的にマスクを買い求めている人が多いようです。
ついにここまでキター!『ヤフオク』インフル予防マスクの落札価格70万円!
http://news.livedoor.com/article/detail/4161222/
記事によれば1箱の定価が924円のものを3525円で200箱で70万円というわけで。
だけど、3倍以上の値段に跳ね上がるなんて、狂乱物価と言っても過言ではないと思いますね・・・。
少々騒ぎすぎだと思います。
今は関西圏で感染者が出ていますが、そのうち関東にも、他の地域にも広がると思います。過度に恐れる必要はありませんが、今のうちに物資の備えや、新型インフルエンザの疑いがあった場合にどんな行動を取るべきか理解しておくことも大事だと思います。
会社や学校では、新型インフルエンザの疑いがある場合の対応が事前に決まっていることも多いと思うので、予め確認しておくのも良いでしょう。