うちの職場にもいるな・・・
こういう困った人を飼うなら、派遣村にいる素直で優秀な人材を雇ったほうがいいのに・・・って思います。
“自分流”にこだわり過ぎたツケ・・・。職場の「透明人間」と化したジコチュー社員の末路
http://news.livedoor.com/article/detail/3962823/
http://diamond.jp/series/yoshida/10005/
うちの職場でも似たような人がいる。劣化ウラン弾だ。
ただ、この例と違うのは、劣化ウラン弾は、自分のポジション(FA系の上位コンピューターシステム)を確保しているから、排除に動けない点と、外面はやたらいいことだ。
共通項は、自己中心的であることと、その結果、以前の職場(PSE)では完全に総スカンを食らったという点だろう。
少し前に劣化ウラン弾を糾弾する「人材クラッシャー」という記事を書いた。
技術や知見を人に伝えず、仲間と協調することもない。プログラムの修正はその場でやってしまい、ドキュメントや注釈(コメント)で、いつ、どういう理由で修正したかも書いていない。
その結果、残された人は、何がどうなっているのか不明で、解析作業をしている間も、どんどんプログラムが変わってしまい、作業が永遠に終わらない状況に陥っている。
この文(ダイヤモンドオンラインの最後のほう)では、3)が実に良いことを書いていると思う。これは残念なことに我々の部署や会社全体が抱えている問題だと思う。
1)と2)もその通りなのだが、本人に自覚がない以上、自発的に意識を変えてくれると思えない。3)だけが唯一、処方箋として使えると思う。
ただ、これも管理者が目的をきちんと理解した上で進めなくては意味がない。
そうしなければ、単に
「コミュニケーション向上のためにミーティングをしよう」
となり、
「週1回のミーティングを開催する」
という形式だけが残ってしまう。大事なのは、ミーティングの中身で、「連帯感を強める」という目的を達成するような内容にしなくてはならない。
うちの会社の場合、往々にして、この「形式だけ」に終始する傾向が強いのが問題だ。
かくいう私も、内にこもりやすいという点では、この物語の主人公に近い要素は持っている。システム系の人は、この傾向が強いということも自覚しておいたほうがいい。
だから、意識的にコミュニケーションを取ろうとしているのだ。
仕事での関係の前に雑談で潤滑油をさしておく。日頃から油を差してメンテナンスしていなくては、いざという時に稼動できない。
顔を合わせる距離ならこれでいいが、そうでない場合には、このブログやメール・時には電話も活用する。
疎遠になると、なかなか話もしにくくなるし、頼みごとはもっとやりにくくなる。
無駄排除という意味ではロスが多いと言われそうだが。
だが、私は仕事のためには、必要な無駄もあると思うのだ。
自分の仕事の仕方に干渉されたくないというのならば、この主人公は、自分の仕事の進め方・見通しを上司や関係者に話しておくべきだったのではないだろうか。
これをやっておくと、事細かく指示されることは少なくなる。口出しするのは相手が不安に思っていると思っておいたほうがいい。
むしろ、安心感と実績が積み重なれば、自分流でひとかたまりの仕事を任せられるようになるだろう。その時になって、自分のカラーを出せば良いのだ。
ただ、自分ひとりで仕事が完結することは、ほとんどない。
途中で方針の変更や手順の変更が出てくるのは仕方がないことなのだ。それはそういうものだと悟るのも「会社員的性格」としては必要なスキルなのかもしれない。
でもね、本当に自己流のツケを払っているのは、会社であり、周囲の人なんだよ。誰からも相手にされないことを望んで、そういう言動をした主人公は何も痛くないんだよ。きっと。