お一人様集客のポイント
「お一人様」集客のポイント/松尾 順
http://news.livedoor.com/article/detail/3679180/
これを読んでると、「うーん。わかるわかる。」と思う。
簡単に登録もなく読める範囲の記事をまとめると、
1.男性は一人で入れる店が多い(例:牛丼店、カレー屋、立ちそば店など)
2.一方で、女性が一人で入れるお店は和食定食店(例:大戸屋)くらいだ。
3.最近は飲食業界でもお一人様を受け入れるようになってきた。(従来は嫌がっていた。客単価が低いから。)
4.最近はスタッフによるフレンドリーなサービスがポイントである。つまり、一人で来るお客さんは話し相手を求めている。
5.男性の場合は、人間的なふれあいを求める場所も豊富。故に従来のファーストフード系のお店はスタッフとコミュニケーションをほとんどしない。
と、言うのが、特に登録をしなくても読めること。
実は、私も基本が常に一人なので、どちらかと言えば話し相手がいるお店のほうが行く機会が多いですね…。
…ってことは、私は女性側と感性が近いのでしょうか???
ま、それは置いておいて。
無機質に注文して、品物が出て、お金を払って、お約束の挨拶で店を去るというのが当たり前になっているので、一言、ポンッと温かみのある言葉が返ってくるお店というのは、印象に残ります。
さて、上記の記事で一つだけ違うとしたら、男性もコミュニケーションを渇望しているということだと思います。
これは、世代の違いもあると思います。
年配の男性だと、帰りに行きつけのお店に…というチャネルがあるので、そこでコミュニケーションを取ることがあることでしょう。
ところが、最近の若い男性はお酒をあまり飲まない。そうすると、今までの「行きつけのお店」というチャネルがない人も多いのです。今時のスイーツ(笑)男子は、基本的に女性とマーケティング的には属性が近いように思えます。
なので、若い(…と自分では思っている)私も、同じようにコミュニケーションを求めている傾向が強いのではないでしょうか。
一方で、一人で入れるお店の選択肢の広さだけはありますね。もっとも、最近は女性が一人で牛丼店に居ても不思議じゃありませんが。(女子高生が数人というのも良く見ますし。)
私とスタバの接点もコミュニケーションにあります。
かなり前に銀座をブラブラとし、新橋に近いスタバに入りました。銀座の松屋通りあたりだと人が多くてくつろげないと思ったので、少しはずれた場所のお店に入ったんです。
この時のスタッフが、ありきたりの挨拶と注文を受けるだけじゃなかった。ほんの少しだが、世間話をしたのだ。
これが、すごく新鮮だった。
「都会の、しかもチェーン店で、こんなに温かみのある接客をするのか!」
と。それから、スタバが好きになり、株を少しだが買い、毎週どこかのお店に出没するようになったのだ。
たぶん、この日、このお店、この店員さんと出会ってなかったら、きっと、スタバはただのコーヒー店という位置づけだったことでしょう。
だから、そういう意味で考えると、このポイントは結構当たっていると思います。
そして、その感動をまた体験したくて、通うのですから。
人によっては、そっとして欲しい人もいるので、この辺が難しいところ。まー、一言、二言の会話程度でいいんじゃないでしょうか。