車に乗らない若い世代
今、テレビ東京の”新ニッポン人”現わる!を見ていて、出てきた話題がこれ。
今の若い世代は車に乗らないという。
そりゃ、当然でしょ。
私は新ニッポン人世代より少し上なので、同期で車(それも暴走族みたいな車も結構見る)を持っている奴も多いが、持っていない人も多い。
ざっと私が気づくだけでも、
1.ガソリン高い
2.駐車場高い
3.車検もかかる
4.保険もかかる
5.罰則強化、厳罰化で歩行者に起因する事故でも、人生を棒に振りかねない
6.可処分所得(自由に使えるお金)が少ない=給与所得が減っている
と、こんなに要素がある。
私もメカは好きなので、乗れる状況なら乗りたいですよ。でも、買える状況じゃない。
私の場合、田舎を出るときに免許を取っていないので、免許の取得費用も重くのしかかる。
一番の理由は、若い世代にお金がなく、未来に向けた明るい希望がないことだろう。
お金が無くても、未来が明るいならローンを組んででも購入をする。
でも、会社に入ったって、会社がつぶれる時代だし、リストラされるかもしれない。そんな時代に、ローンを組むと、いざという時にどうにもならなくなる。
まだ、ローンを組めるならいい。ワーキングプアの問題やネットカフェ難民、マック難民という問題だってある。生活するのもギリギリというレベルの人に車なんて買う余裕なんてあるわけがない。
若い世代だって、余裕があれば、もう少し買うと思う。
携帯電話に可処分所得を奪われていると言うが、携帯電話の代金なんて、今やたかだか知れている。パケット定額制に、同じ会社だと通話が無料になる仕組み(ソフトバンクのホワイトプランやウィルコムの定額サービス、イー・モバイルの通話サービス)があって、数万円が吹っ飛ぶというケースは以前より減っているはずだ。