今日の電池マン(日付変わったけど)
会社で大型空調機の更新があり、そのために休日出勤。
で、社内の道路を封鎖して、クレーンやら色々登場したのですが、事前周知していてもやってくる車、人。
人が恐いのは、平気で釣り荷の下を通ること。
万が一、荷物が落ちたら即死でっせ。他にもゴンドラのようなものに人も乗っているので、腰につけている道具が落ちる可能性だってあるし…。
…ってことで、雨に強風という最悪のコンディションでずーっと交通整理してましたよ。
思わず、他の仕事で良く話す業者さんが、
「社員って気楽だと思ったけど、こんなことまでするなんて大変だねぇ。」
と同情。
まー、確かに大変だし、交通整理なら、業者にやらせるのが通例なんですが、作業計画を立てた奴が糞で、こういう事態を想定していないんです。それも毎回。
何回か、事務所に大型機器を搬入することがあって、クレーンを使うために道路を封鎖しているのですが、そのたびに人や車の問題が出ているのに。
業者に事前連絡して、交通整理員を用意させればいいのですが、それをしないため、下で状況を見ているだけの私がやるしかないわけで。
思わず、その業者さんに言いましたよ。
「でもね、車や人が付近を往来すれば作業者は安心して仕事ができないし、何より通行人に事故が起こるようなことはあってはいけない。我々は安全確保が最大の仕事だから、それを確保するためには、大変だろうとやるしかない。」
と。
ちょっと俺、カッコイイ(笑)
会社は安全第一と言っているし、管理職も事あるごとに言うけどさ。
俺みたいに本気で考えているのかと言いたいですな。少し前の記事に仕事への要求は厳しいけど、それ以上に自分はもっと厳しいと書いたとおりですよ。
「休日だし」「ピーク時間は過ぎたし」とやらない理由はいくらでも出せますけどね。万が一というのは、そういうもんじゃない。
ましてや、車が中途半端に通れて、その先が袋小路になっているなら、事前に止めて引き返させないと混乱しちゃうし。
こういうことが、業者さんとの信頼関係にもつながってるんです。偉そうに腕組みをして、あれこれ注文するだけの人(しかも、こういう人に限って注文が多い。)と、私のように要求も厳しいけど、問題を取り除いてやりやすい環境を整備する人では、当然、後者のほうがやりやすいわけで。
第一線で働いている人は、もっと危険なのだ。私は、その場所に立つことができない。それだけの技術も能力もない。だから、周辺を整備して管理・監督するのだ。監督は主役じゃない。主役は第一線の人たちだ。脇役は脇役の役割がある。
「今日も彼らは笑っているか。」「明日も笑っていられるか。」そんなことを考えながら、現場に立つ。そのためには安全に無事に案件が完結することだし、そのために私は脇を固めるのである。