昨日、会社内のブログでも取り上げましたが、ここでも書いておきますか。

神奈川県で12歳の男の子が行方不明になっていて、その情報を求める内容の日記を書くようにすすめるチェーン日記があるのだと言う。

前にもmixiでは、ロサンゼルスの写真家が行方不明というチェーンメール騒動もあったし、mixi以外では、Rh-の血液を求む、鉄腕DASHチェーンメール騒動もあった。

今回の男の子行方不明事件も実際に発生している事件ではあるが、チェーンメールのような方法をすすめるような記述は感心できない。その結果、このように情報が混乱している。

では、善意として、このような問題を取り扱うには、どんな点に注意すべきか。

１．「友達に回してください」のようなチェーンメール、チェーン日記のような情報伝達をしない

　伝言ゲームをしたことがある人はわかると思うが、悪意が無くても最初の伝言はうまく伝わらないものである。ましてや、そこに悪意があれば、簡単にデマが広がる。このような伝達方法は行ってはいけない。

２．信頼できるソースを示すこと。

　自分の日記で取り上げる場合には、この場合、県警で情報提供を求めるページがあれば、そこのリンクを示すなど、公式情報へアクセスできる方法を示すこと。問題が解決した場合にも、ここが起点になるはずなので、情報が混乱しないで済む。

この2点だろう。

ちなみに、mixiで話題になっている行方不明の男の子に関する情報は、神奈川県警都筑警察署生活安全課の防犯関係のページに出ている。詳細は、こちらをご覧頂きたい。

神奈川県警都筑警察署生活安全課　防犯関係（行方不明の少年に関する情報提供のお願い）
http://www.police.pref.kanagawa.jp/ps/93ps/93mes/93mes002.htm

「行方不明男児を探して」　ミクシィ「チェーン日記」で大混乱
http://news.livedoor.com/article/detail/3444938/