笑顔度測定だって
先日、会社のブログでリアルタイムに「年齢と性別を把握するシステム」があると書き、コンビニのPOSでいつも実年齢以上の数字を押されるというエピソードを披露し、この機械が私を何歳と判断するかが興味深いと書いたことがある。
今度はリアルタイムに「笑顔度」を測定するシステムだそうで。
これ、小型化できて、ドラゴンボールのスカウターのような形状になったら面白そうな、恐いような。
いつもお店でみかける店員さん。自分に対する笑顔度は…。
「おっ。128%か。このお店は、とても歓迎してくれてる…いや、これは好意か?」
などということがあるかもしれない。
一方で、
「何だよ。このキャバ嬢笑顔度3%かよ…。じゃあ、飲み物ご馳走してやんない♪」
という使い方もできるかもしれない。
付き合っている彼女や奥さんの機嫌を測定することもできるかもしれない。
毎日の「いってらっしゃい」と「おかえりなさい」の笑顔度の平均値を把握。
平均値以上なら機嫌が良い可能性が、平均値を大きく下回るなら機嫌が悪いかもしれない。
機嫌が悪いときは、台所の洗い物をしてご機嫌を取ろう…
という、寂しい男性諸氏の使い方も思い浮かびそうだ。
国民の幸福度調査なんてものを内閣府がやっていたら、今までのようなアンケートよりも、街中を歩く人の笑顔度を測定して平均値を出してみて、それが経年でどれだけ変化しているかを見るという方法もあるかもしれない。
でも、人間なんて、あいまいでいい加減だから面白い。
いつもニコニコしてくれる子が自分に好意をもっていると勘違いして、アタックしまくったら、熱意にほだされて交際をOKなんて話も、この機械で笑顔度を測定したら、出てこなくなってしまう。
キャバ嬢の笑顔度も、自分が勝手に100%だと思えれば、そのほうが幸せかもしれない。
もっとも、最後のご機嫌把握だけは、恐妻家を持つ男性諸氏には欲しいところかもしれないが。
全力で笑う未来を応援する「リアルタイム笑顔度測定技術」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070911-00000006-giz-ent