自民議員:国民はなぜ破壊衝動…

自民党の議員がブログで「何故、国民の間にこんな破壊衝動が生まれたのか」との発言があった。
実際の記事
http://ameblo.jp/gusya-h/entry-10040421049.html

トラックバックができるかどうか微妙だったので、コメントに次のように書いてみた。
—–
タイトル:自民党が悪いから嫌われる単純なこと
内容
自民党は国民に何をしましたか?
格差を広げ、福祉を切り捨て、税の委譲と同時に定率減税を廃止した国民に嘘をつき、だますようなマネをしてるじゃないか?

だから、嫌われるんだよ。

そして、国民に痛みを押し付けておいて事務所費問題などで、自分たちは甘い汁を吸ってるじゃないか。
自分たちこそ、率先して痛みを受けて、それでも、財源が足りないから、仕方なく国民に負担を求めるというやり方をしなければ、納得するわけが無いだろう。

そういう自分たちの問題を棚にあげて、国民の言動が理解できないなどとブログで書くのは愚の骨頂とも言える。
国民の生活実態を理解せず、浮世離れしているから、こういうことを平気で書けるのだ。
—–

コメントでは、これ以上書くと文字数制限がかかりそうなので、ブログでさらに突っ込んでみる。

古い自民党から新しい自民党に生まれ変わってきている、ということを、いくら丁寧に説明しても聴く耳が無い。

新しい自民党は、圧倒的多数の普通の国民を痛みつけて、それを見て楽しんでいるドS集団にしか見えませんが。

私は仕事をするために衆議院に議席を頂戴した。なんでも反対の評論家になるわけには行かない、と言っても納得しない。

評論家=なんでも反対と書く時点で、こいつの了見の狭さがよくわかる。
私もブログやメルマガなどを通じて評論しているが、良いものは良いと書くし、単純に悪いとだけしか言わない評論家もいれば、具体的にどこが悪いか指摘している評論家だっているはず。
具体的な指摘や提案も含めて書いている評論は建設的な意見ではないのか?

与党でなければ、創る仕事はできない。

小泉内閣と安倍内閣は、官僚依存、官僚支配の日本の政治システムを大きく変えてきた。

この改革を後戻りさせてはならない。

まず、安倍政権は官僚依存に戻ってます。官邸主導の体をしていますが、後退しています。
次に改革が本当に全て正しかったのか、不適切なものはなかったのか、自省することも大事なはず。改革=善という定義があるから、こういうことしか書けない。
改革の結果、規制緩和されたが、事後チェックの仕組みが足りなくて、トラブルが起こっている…という事例がいくつもあるはずだ。
車だって、適切にアクセルとブレーキを使ってコントロールするから、快適に動く。改革というアクセルを踏む一方ではなく、ブレーキをかけるタイミングもあるはずだ。

改革を加速することで、一人ひとりの国民の可能性を最大限に引き出すことができる、柔軟でしたたかな国に日本を作り変えていかなければならない。

今の社会は国民の可能性を殺していると思いますが。
どうして、普通に学校に通っている人が東大に入れないのですか?
教育に潤沢な資金を投じられる家の子供は、いい学校に行けるという、スタート時点での格差の問題に対して、どう答えるのか?

格差と一言に言っても、結果の格差とスタートラインの格差がある。
結果の格差は努力の結果で発生するのなら、正常だと思う。ただし、敗者復活と言うか、努力さえすれば、格差が縮められるという部分も必要だ。
スタートラインの格差(例示に上げた子供の教育費と学習レベル)はあってはいけないと思う。

口を酸っぱくして説明しても、分かろうとしない。

1.説明が下手
2.わかろうとしていない。
3.言ってることが正しくないから理解できない。

この文の書き方では、「(自分は精一杯理解できるように)口を酸っぱくして説明しても、(国民は)分かろうとしない。」と読めて、被害者意識が全開なのだが、説明が下手糞な奴がいくら説明しても冗長なだけで、理解は困難だし、そもそも興味がなく、聞き耳を持っていなければ、わかるわけがない。そして、一番最後の言ってることが正しくないならば、理解できない人が正常なのである。

何でも国民のせいにするのは間違ってますよ。
政治家全般に言えるけど、説明が下手だと思います。
「なぜ」この法案が必要なのか
「その結果」どういう風に国民生活が変わるのか
「どんな」メリットとデメリットがあるのか。
これらを正直に説明していないと思います。特に最後のメリットとデメリット。メリットは強調するが、デメリットを誤魔化す。そして、国民を騙す。だから、政治家は尊敬されないし、政治に興味が持てないのだ。

「どーせ誰がやったって同じだし。」
この国民の白けた空気はバカな政治家でもわかるだろう。

君たち政治家はセールスマンと同じなんですよ。
営業マンは会社によく来るが、プレゼンがうまい。
「当社の製品を使うとこうなる。」
「うちは他社とここが違う。」
ただ、口車には乗らないので、嫌な質問もしてみる。その時に正直にデメリットやできること、できないことを話してくれないと、後でトラブルになる。

「自分に票を入れてくれ=自分という商品・サービスと契約してくれ」と同じなのに、説明が下手なダメ営業マンだから、誰も買ってくれないんじゃないか。それを客(国民)のせいにするとは、とんでもない話。

そんな口車には絶対に乗らないぞ、といった風情である。

さっきも書いたが、国民を騙すような、やり口をさんざんしてきた結果ではないか。
ならば、国民の嫌な質問に明快に答えていきなさい。

自民党内閣をぶっ壊したい、といった破壊衝動が一部の国民の間に醸成されてきているようである。

庶民が一揆を起こしたくなるほど、誰かがとんでもない悪いことをしたのだろうか。

「誰かがとんでもない悪いことをした」…それがお前らだっつーの。バカか。
コメントで書いたとおりで、圧倒的多数の国民が苦しむような政策を取った。その政策のために、十分な説明を国民にしましたか?

小泉前総理が「痛み」という言葉を使って国民にも痛みを伴うことを正直に言ったわけでしょ。
※私は、説明をしたことは評価するが、政策そのものは支持していない。まず最初に自分たちが痛みを受けるべきだという考えだからだ。

いや、これさえも私は、デメリットを出したけど、具体性に欠けていてキャッチフレーズのようなので、まともに評価すれば×だ。

その前面にいるのが自民党(=与党)なわけだから、今の政治・政策に不満を持っていれば、強烈なNo!を突きつけられるのは当然だ。
逆に今の政治に国民が満足していれば、大絶賛されるのも与党のはずだ。

自分たちに逆風が吹いているからと言って、ぼやくヒマがあったら、国民の生活実態を知り、そのための勉強をし、そして、知恵を搾り出すべきだ。

このままでは、日本は壊れていく。

あんたらに任せても日本は壊れていくよ。

これでは、自民党の公認を得て、懸命に参議院選挙を闘っている候補者が気の毒である。

一生懸命に仕事をしている安倍内閣が、可哀想である。

結局、最後は身内の論理ですか。

候補者が気の毒って、選挙である以上、支持されなければ厳しい戦いなのは当然だろう。

ガキじゃあるまいし、一生懸命に仕事をしていれば褒めてもらえると思っているのか。

大人の世界は結果を出してナンボなんだよ。結果を出せないノータリンは退場していただくしかない。ノータリンの給料やさまざまな活動費用は税金なんだ。

Tax Payer(納税者)として、仕事ができないバカをクビにするのは当然だ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.