ひさびさにダメなプレゼンの見本を見た
今日は部署内の各セクションから発表をしていたのですが、うちのセクションのプレゼンが酷いレベルでした。
【ダメ資料】
- 無駄なアニメーションの多用
- 字が小さい
- 必要のない背景を入れている(テンプレートデザインの無地・白の上になぜか、無地の薄黄色の背景をかぶせる)
- 何を相手に伝えたいのか不明瞭
【ダメプレゼン】
- 早口
- 無駄な情報(知識のひけらかし、喋らなくていいことまで喋る)
- 必要な情報なのに資料に記載がない
- 何を相手に伝えたいのか全くわからない
ま、ダメ資料を作った本人が喋るのですから、最後の「何を相手に伝えたいのかわからない」が起こるのですが。
プレゼンテーション全体で何を伝えたいのか、テーマ性やストーリー性を考慮しなくてはいけないし、各スライドでも、伝えたいことがある程度定まっていないと軸がブレてしまいます。
何よりも致命的なのは、資料を作り、喋っている本人が話しているテーマについて理解が薄く、咀嚼しきれていないことでしょう。
咀嚼できていないから、わかりやすい言葉で伝えることができていないのです。
これは、日頃の仕事(あるいは仕事のための学習)をサボっているからこうなるのです。
前提知識がある私でも、あの早口でペラペラと話されたら聞く意欲を失います。
事実、他のスピーカーが話した後には質問が相次いだのに、この人のターンでは、誰も質問をせず、「はよ終われ」感が漂っていました。
あんなにひどいプレゼンは反面教師になるレベルです。
人前で話すことがない私でも、あそこまでひどいことにはならないと思います。(掲示文書はよく作っているので資料はそれなりかと思いますが。)