私が現業務を引退し、※に引き継ぐ。その中には取引先への紹介と挨拶もあるのですが、これがまた問題でした。

冒頭は両者を仲立ちする私の出番

私が両者を引き合わせたので、最初に話を切り出します。私が現業務を引退すること、後任が※であること、最近の御社との取引についての話をします。

相手の営業マンも、取引の状況や先行きについては同意見でした。ここは、縮小・撤退していく相手なのです。ですが、困った時にはお世話になる相手でもあります。

私は最後にこれまでの対応に感謝し、御礼を述べて私のブロックを締めました。

だが、そこから先は話が盛り上がらない

営業は色々話を振ってくれます。営業にとっても、新しい担当の人物像がどんな人かは重要な問題ですから当然でしょう。

しかも、今回は商談らしい商談というよりも顔合わせ。ある意味、リラックスして話せる場面でもあります。

営業が話を振っても振られたことに答えるだけ。どうにも会話が盛り上がらないので、私も再び出ていきます。

話を切り上げて解散

結局、どうにもならないので、

私「では、今日は顔合わせということで、この辺でよろしいですかね?大変お世話になりました。引き続き担当は変わりますが、宜しくお願いします。」

と言い切り上げました。

※は電話をしながら、消えていきます。

私はリニューアルしたエントランスにある展示物などを軽く案内しながら、

私「なんだか会話が盛り上がらないし、彼も無愛想ですいませんでした。」

と、まず詫びる。とてもじゃないが、褒められた態度とは思えす私には非礼に思えた。

確かに、この先のお付き合いは限定的で、いずれは撤退となる相手ではある。それでも、会社と会社の付き合いだし、そういう悪評は恐ろしいほど広がるものだ。

雑談を粗末にしていませんか?

※にとっては、この会社は、さほど相手にする必要がないと思ったのかもしれない。だから、さっさと名刺交換をしてしまえばそれで終わりという感覚だったのだろう。

この相手は携帯電話ショップで、私は事前に※に

「携帯電話本人確認法の都合もあるので自身の身分証明書の写しと、名刺を用意してください。」

と伝えていたが身分証明書の写しは持って来なかった。

さらに、不遜な態度で内心は相当イライラしていた。

私が無駄話が好きなこともあるけど、雑談は大事だと思っている。

  • ビジネスの関係であろうと、個人として信用・信頼されるような関係構築が重要。
  • だから、自分から腹を割って話す。そうしないと、相手も腹を割って話さない。
  • そういうやり取りの中で、相手の人となりを見極めて、どのくらいまで任せられるか見極める。

こういうことを考えながら話しています。

会社の規模とか、どっちが客の立場かとか、力関係はどうしてもあるけど、それでも、両者(両社)は対等であると思うし、対等でありたいと考えます。

確かに、相手はお店で、うちは客です。立場はこちらが圧倒的に強い。でもね、相手がきちんとした仕事をしてくれないと、

  • 携帯電話ショップが速やかに納品せず、電話がなくて仕事が困る人が出てくる。
  • 携帯電話ショップが個人情報管理がずさんだったら私が預けた身分証明書が流出する。

こういうことが起こり得るわけです。

逆に相手がいい仕事をしてくれると、

  • 2年縛りの直前に出した解約依頼を「あと少し待てば違約金がかからないですよ」と教えてくれて、それを受けて利用者に伝えてコストセーブをする。
  • より最適なプランを提示してくれて、コストセーブになる。
  • トラブルが起きた時に迅速に対応してくれて、結果として私の評価が上がる。

こういうことが起こるわけで、店と客とはいえ、お互い様で相互に発展し共栄していくことが重要だと思います。その礎となるのは、対等の精神だと私は思うのです。

こうして育てた関係を良い状態で引き継ぐために※を引き合わせたのですが、※にはそういう大きな視点での考えは持っていないようでガッカリしました。

この後も取引先を引き合わせる場面があると思うのですが心配です。